冬季オリンピックが開かれる平昌の宿泊施設の予約率が、6%(施設数基準。客室数基準では14%)にすぎないことがわかりました。
問題は、やはりボッタクリ価格です。
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平昌周辺には行ったことが無いので詳しくはないですが、韓国の特徴の一つである宿泊施設の両極化、「ちゃんとした観光ホテル」と「モーテル(日本で言うラブホテルみたいなもの)」しかない現象は、平昌とて例外ではないみたいです。
KBSの報道によると平昌の古いモーテルは、普通は1泊5万ウォン(5千円程度)前後。韓国で5万ウォン前後のモーテルというと、施設などはまったく期待できません。
ですが、そのモーテルが、オリンピック期間中は50万ウォン(約5万円)で予約を受けていた、とのことです。自治体などが取り締まって、なんとか15万ウォン代まで下げたものの、すでに評判はガタ落ちでした。
泊まらなければならないほど広いわけでもないし・・日帰りで行ってくるとする人が多くなったそうです。その場合、現地の店などはオリンピック特需を逃すことになります。
その「店」もボッタクリでしょうからどうでもいい気もしますが・・(笑
しかも現地のモーテルは、自治体などの取り締まりに対し、「じゃ、予約は受け付けない」とし、予約を受けていないところも多いとのことです。当日に来る客に高い料金で部屋を貸すためです。
http://v.media.daum.net/v/20171209062005151
http://v.media.daum.net/v/20171209093623401
韓国では、ボッタクリをバガジと言います。バガジは、前にも紹介(?)したことがありますが、水を汲む道具です。大きなひょうたんなどを半分に切ったものです。
「うちで漏れるバガジ、外でも漏れる」という諺があります。うちで漏れるバガジを外に持っていったところで、外でも漏れる。人が外で偉そうにしたところで、家の中で見せていた習慣でボロが出る。人の身についた習慣などはそう簡単には変えられない、という意味です。
バガジ料金もまた、うちでも外でも漏れます。オリンピックだからって変わることは何もありません。
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