独島艦、F35B運用を検討・・ってどっかで聞いたような・・・

韓国は、スポーツ試合なども含めて、社会全般が「日本にだけは負けてはダメだ」という強迫観念に囚われています。それと似たような心理なのかどうか微妙ですが・・・

今日、独島艦や独島2番艦(まだ建造中)にF35Bを乗せる案が検討されている、というニュースが有りました。

F35Bは、短距離垂直離着陸機(STOVL)ですので、短い滑走路でも離陸ができます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

本ブログでも取り上げたことがありますが、独島艦というものをご存知でしょうか。韓国にある強襲上陸艦の中でも最大の14500トン級となります。

その独島艦も、いま作っているという「独島2番艦」も、その甲板が「垂直離着陸航空機が離着陸するときに発生する高熱に耐えることができる高強度材料ではないため、輸送ヘリと海上作戦ヘリコプターしか運用できない」とのことですが、それをなんとか改造して、「F-35Bステルス機」の離着陸を検討し続ける、とのことです。

http://v.media.daum.net/v/20171225080010998

 

2011年に本ブログで取り上げた内容ですが、この独島艦に設置されている、自動で敵機を攻撃する「ゴールキーパー」という武器が、いろいろ話題でした。ゴールキーパー機関砲の角度によっては、撃てば甲板上にある味方のヘリコプターに当たるという恐ろしい性能が明らかになったためです。

ちなみにゴールキーパーは無人兵器です。自動的に飛んでくるミサイルなどを狙って撃つため、射程圏内にあると大変危険です。しかし、独島艦の場合、上から機関砲が発射されれば艦尾側に配置された独島艦のヘリコプター4台が機関砲の射程圏に入ってしまいます。敵機狙って発射された機関砲に、先に味方ヘリがぶっ壊されるわけですね。それからも発電機を取り出したまま放置されたりといろいろネタを供給し、軍艦としての運用はほとんどできてないと聞きました。

http://v.media.daum.net/v/20110909223926674

なんでこんなことになったのかというと、「最初からヘリの配置を考えずに設計したため」となっています。ソース記事には書いてませんが、設計の「変更」が問題だったという声もあります。

そんな壮大な黒歴史を持つ独島艦と、その2番艦を、また途中に改造するというから、わけがわかりません。F35B、離陸しようとして艦の中に沈まなければ良いのですが・・「逃げろ!溶けてるぞ!」とか・・

 

実は、同じ日、こんなニュースがありました。

「日本防衛省が海上自衛隊のヘリ搭載型護衛艦で運用することまで念頭に置いて、短距離離陸が可能なF-35B戦闘機の導入を本格的に検討している」

http://v.media.daum.net/v/20171225163223681?rcmd=rn

詳しくは書いてませんが、魔改造までしなくても運用できるみたいです。

 

ひょっとして、韓国軍が発表した「検討している」は、日本が検討しているそうだから「韓国も検討することにした」という意味だったのでしょうか。

 

 

 著書関連のお知らせ ♨

 

・シンシアリー+扶桑社の10冊目となる「なぜ日本のご飯は美味しいのか」が発売中です!

・9冊目、「韓国人による末韓論(扶桑社新書)」も発売中です!

・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。