プレシアンというメディアに、韓国の「児童輸出」に関する記事があったので紹介します。
記事内のハーグ条約(韓国では「ヘイグ協約」)は、「国際的な子の奪取の民事上の面に関する条約」のことです。
詳しくは、以下、記事から部分引用します。
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・国際入養(養子縁組)児童の安全と権利を保護するために、1993年にハーグ国際会議では、国際養子縁組の手続きと要件を規定した国際条約である「1993 Hague Convention on Protection of Children and Cooperation in Respect of Intercountry Adoption、以下ハーグ条約)」を採択した
・しかし、世界で最も長い(65年)、最も多くの(約20万人)児童を国際養子縁組で「送り出した」韓国は、この条約に加入していない。「主な児童送り出し国」という理由で、韓国は、1993年ハーグ条約が締結された時から対象国リストにあった。しかし、2013年5月に保健福祉部長官が登録事前手順である「署名」をしただけだ。署名は、意志の表明ではあるが、法的効果は無い
・一部のマスコミは、ハーグ条約に98カ国が署名し、54カ国が批准したとしながら、韓国が残りの44の国と同じ状態であるかのように報道している。しかし、これは誤報だ。54カ国が国会批准(Retification)し、残りの44カ国が加入(Accession)した状態だ。批准と登録は、1993年条約締結当時ハーグ国際司法会議加盟国であったかどうかの差で、どちらも国内法と同一の効力を有する。韓国と同じく「署名だけ」の国は、ロシアとネパールだけだ
・韓国はなぜハーグ条約に加入できないでいるのだろうか?ハーグ条約加入は、現在、韓国政府が「民間の養子縁組機関に事実上委託」してきた(国際)養子縁組の業務を、中央当局が責任を負う形に法と制度を変えることを前提とするからだ
・ハーグ条約は、まず、児童を生まれた家庭、祖父母など親戚が育てるべきだとし、それが不可能な場合、国内で児童を保護してくれる家庭を探し、それでもダメなら国際養子縁組をすることが原則である。ハーグ条約が明らかにしているこのような「補充性の原則」は、国際養子縁組が最後の選択肢がなければならないとしているのだ。しかし、韓国での国際養子縁組は、最後ではなく、最も最初の選択肢である。韓国は2013年に法が改正されるまで養子縁組の手続きに政府が全く介入しなかった
http://v.media.daum.net/v/20171226075649595?rcmd=rn
要約すると、
児童を海外に送ることが、民間機関の「事業」になっていたわけです。記事にもありますが、孤児院や病院にお金を払って「児童を確保する」ことも多かったとか。孤児輸出とはよく言ったものですね。
そして、これからは政府が「責任」を負う形に、そして児童をできれば国内で保護するように法律を直さないといけないけど、政府がそこまでしないでいる。
それが、世界最大の児童輸出国、韓国がハーグ条約に加入しないでいる本当の理由だ、というのです。
その「児童」が何かの形で出世すると、「さすが韓国人!」と国中が騒ぎだしますけどね・・
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