慰安婦財団(和解と治癒のための財団)の理事たちが全員辞任したり、
個人的には次期大統領になる可能性が高い朴元淳(パク・ウォンスン)ソウル市長が慰安婦合意の破棄を公式に言及したり、
更新を休んでいた期間中にも、慰安婦合意関連でいろいろとありました。
今日は、その中で「日本も漁業協定を破棄したじゃないか」という屁理屈を紹介します。
(ここから「続きを読む」の後になります)🐟🐟🐟
31日にネットの某所で読み、2日の更新はこれにしようと思っていたネタがあります。それが「日本も漁業協定を破棄した。だから韓国も慰安婦合意を破棄して当然だ」という主張です。漁業なだけにネタがいいな、と(HAHAHA
ですが、今日(2日)、ヘラルド経済が「それは違いますよ」と記事を載せました。残念ですが(?)、そちらを紹介します。
<・・1998年、日本の韓日漁業協定破棄宣言を例にあげて「おあいこ」でいこうという主張も出ている。しかし、日本が韓日漁業協定を一方的に破棄した当時、「国際規範の変化」という拒否できない変数が存在した。日本が漁業協定破棄を宣言する4年前の1994年、国際海洋法条約が発効された。韓国と日本の両方が批准国であった。
新しい規範に基づいて境界画定を新たにしなければならないと、日本は漁業上の新しい秩序も用意しようと、韓国政府に提案した。当時、漁業の発達で利益を上げていた韓国政府は、改正に消極的な姿勢を見せた。しかし、国際規範と違う体系をひたすら維持することはできず、修正に乗り出すしかなかった。また漁業協定には、「通知」で条約の終了を宣言できるという条文があった・・>
http://v.media.daum.net/v/20180101161906017
私が知っていたのは、「1994年に国際規範が変わった。日本がそれに合わせて変えようと言ったけど韓国が応じなかったので破棄となった」でした。
通知だけで終了できるという内容もあったのですね。ヘ◯ルド経済はネトウヨ!と書いておきましょう(怒られるかな
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