個人的には今日のカンギョンファ長官の発表した(慰安婦合意に関する)政府対処方針は「不履行宣言」だと思っていますが、マスコミそれぞれ、別の解釈をしています。なにせ、表現が曖昧ですから。
長官は「再協議(再合意)はしない」とは言ったけど、「破棄しない」とは言っていません。特に、韓国政府の「破棄」の意思表明とも言える「日本から貰った10億円をどうするのか」がアイマイすぎです。政府予算で充当って何をどうしたいのでしょう。
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日本側も「韓国が10億円をどうするのか、それがよくわからないので、評のしようがない」を話した、という記事を読みましたが・・まさにその通りです。
そんな中、韓国のニュース通信社「ニュース1」が、面白い解釈をしました。今日の発表は、「無視宣言」である、というのです。
<・・今日発表された(韓国)政府の立場は、既存2015年の日韓慰安婦の合意は、外交的実体として認めるもののその履行はせず、事実上無視するということに要約される・・>
http://v.media.daum.net/v/20180109163037580?rcmd=rn
今日の韓国側のスタンスを表す表現としてはよくできてると思いました。なるほど、「無視宣言」ですか。
でも、大事なのは無視「する」かどうかではなく、無視「できる」のかどうかです。それを韓国側がどう思っているのでしょうか・・つか、思ってはいるのでしょうか。
まずは明日、多分これといって無いだろうとは思いますが、文大統領の新年記者会見を見守りたいと思います。
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