一時は「日本に勝った」と騒いでいた分野がものすごいスピードで衰退し、「積弊」扱いされる・・韓国の特徴の一つでもあります。
観光ビジネスも例外ではなく、一時は日本に勝ったと狂喜乱舞していましたが、いまは大差で負けており、いろいろ問題点が記事になりつつあります。さすがにまだ積弊扱いはされていませんが(笑
毎日経済が「梨花大学前が観光名所になるぐらいだから・・安い買い物以外は何もない韓国観光」という皮肉さたっぷりの記事で、いろんなデータを公開しています。
その中で興味深いのは、韓国を訪れた外国人観光客たちの支出額のデータです。
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<年間国内訪問の外国人の支出額は、2014年19兆4829億ウォンで、その後は少しずつ減少したが、2017年13兆ウォン台に急減した。同じ期間、日本を訪問した外国人の支出額は20兆ウォンから44兆ウォン台に2倍以上急増した>、とのことでして。
毎日経済はその理由として、韓国は日本とは違い、「安い買い物以外に何もない」ことをあげています。記事の題にもなっている大学前だけでなく、ソウルで外国人観光客が訪れる場所は基本的にどこも似たり寄ったりで、「屋台と安い服を売る店が集まってるところ」だとか。
例えば韓国が「歴史」だの「文化」だと騒いでいる慶州(キョンジュ、日本の京都のようなイメージの都市)などを訪れた外国人観光客は極めて一部にすぎません。韓国を訪れる外国人観光客100人の78人はソウルを、20人は済州島を訪問しており、100人の98人がソウルか済州島かを訪れたことになります。
それもそのはず、慶州を訪れた米国人ティマー氏は、記事のインタビューで、このように話しています。
「いくつかの遺跡がとても美しかったが、それで終わりだった」、「文化遺産があるところを少し離れると荒涼として、歴史の街として知られるものとは違って、とても人為的なものを感じる」。
http://v.media.daum.net/v/20180131174507436
日本で韓流ー韓流ーと騒ぐゴリ押しの強度が強くなることは、韓国の観光ビジネスがピンチだという裏付けかもしれませんね。
🐻 新刊、表紙と内容紹介は後ちょっとだけお待ち下さい。聞くどころ、また「くま」がイメージキャラとして出てくるとか何とか・・(未確認ですが)
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