平昌ノロウィルス感染患者、確定だけで86人に増加。下痢症状は1100人以上

本ブログでもお伝えした平昌冬季オリンピックのノロウィルス関連続報、朝鮮日報の報道です。

保安要員などのスタッフ1400人が泊まっていた宿泊施設からノロウィルス感染が始まり、いまではノロウィルス感染と確定された患者だけで86人に増えました。

もともと保安要員というのが大勢の人と接触せざるを得ない立場でもあるため、ノロウィルス感染が拡大するのはないかとされていましたが、実際、保安要員58人、施設従事者2人、警察12人、記者団4人など、保安要員以外にもノロウィルス感染が広がりつつあります。

 

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また、下痢症状の人が1102人もいて、検査結果によっては患者数はさらに増えるかもしれません。

http://v.media.daum.net/v/20180207214208688

 

また、記事の「警察12人」ですが、YTNによると、女性警察官たちが泊まっている施設でもノロウィルス感染が広がり、12人が感染しました。

また、同記事によると、IOC関係者もノロウィルス感染で三日前から隔離中であるとのことです。別ソースですが「外国マスコミの取材支援要員」3人とのこと。

http://v.media.daum.net/v/20180207214203681

 

韓国日報は、初期対応に失敗したと指摘しています。

<・・事実上、(ノロウィルス感染拡散に対する疾病管理本部が)初期対応に失敗したことにより、ノロウイルス感染事態は、オリンピック期間中続く可能性が高いと思われる。イ・ジェガプ、ハンリン江南聖心病院感染内科教授は、「ノロウイルスは寒い冬に最も旺盛に活動する」、「ノロウイルスに感染した水や食べ物を少しでも食べると集団的に発症するため、感染事態が容易に収まらない恐れがある」と述べた。イ教授は、「あちこちで患者が発生していることから、ノロウイルスに汚染された食材が感染の原因である可能性がある」、「平昌と江陵などに供給されている食材の調査が必要だ」と指摘した>、と。

http://v.sports.media.daum.net/v/20180207213509569

 

水からはノロウィルスが検出されなかった、とのことで・・感染経路を明らかにできないでいるみたいです。

 

 

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