中央日報の報道です。
<韓国政府が2018平昌冬季オリンピック期間スタジアム近くの犬肉レストランに販売を自粛してほしいという要請した米国「USAトゥデイ」が8日(現地時間)報道した。国際行事たびにふくらむの食用議論を意識した措置とみられる。
USAトゥデイによると、韓国政府は、犬肉の問題が、外国人に敏感な事案であることを認識して大会期間犬肉販売を中止する食堂に補償金を支給して、犬肉の看板を指したり、なくしてほしいと要請した・・>
(ここから「続きを読む」の後になります)
報道で問題になるのは、この最後の部分です。
<・・AP通信を引用して、昨年12月に平昌のある食堂で撮影したメニューの写真と一緒に「オリンピック競技場近くのレストランではまだ犬肉を販売している」と伝えた。それとともに、毎年250万匹の犬が食用に屠殺されると付け加えた。残忍な虐殺のプロセスを問題として指摘した。USA TODAYは「アドレナリンが肉をより柔らかくしてくれると信じているため、犬を殴り、火に燃やしたり、電気ショックを加え殺したりする」と述べた>
http://v.media.daum.net/v/20180208123726892
韓国でも、都心部では犬の肉を使った料理を売る店は珍しいですが、少しでも都心部から離れると、まだまだたくさんあります。
聞くところ、畜産法で「犬を食用にすること」自体は違法ではありません。だから売ること自体が違法ではありません。
問題は、犬肉が「衛生管理法」の対象ではないという点です。簡単に言うと、犬を殺す方法や過程については、なにをどうしても「違法」が成立しません。残酷に殺しても、非衛生的に扱っても、処罰されません。
韓国にもペットを飼う人が多く、犬を食べる事に対し、賛成と反対がほぼフィフティー・フィフティーだと言われています。
犬を食べる人たちは、別にいまの法律のままでいいと思っています。しかし、「犬を食べてはならない」と主張する人たちから見ると、この衛生管理法に犬肉を入れることは、「犬を食べることを正当化すること」になってしまいます。
彼らは畜産法を変えて犬肉の食用そのものを無くすべきだと主張しているため、衛生法に犬肉を入れることは「負け」でもあるわけです。
結局、どうにもならず、法律も変わらず、残酷な殺し方のままです。
♨ 著書関連のお知らせ ♨
・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が2018年2月23日に発売です!
・「Voice」3月号(2月10日発売)に寄稿文が載ることになりました。文在寅政権と慰安婦合意関連の内容となります
・10冊目「なぜ日本のご飯は美味しいのか」、9冊目「韓国人による末韓論(扶桑社新書)」も発売中です
・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。