「スポーツ朝鮮」が、「日本に向かい立つ(日本と戦う)南北は一つだった」という記事を書きました。
なんか、北朝鮮がものすごく喜びそうな書き方だな・・・と思ったので、エントリーします。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・日本を前にして、南も北もなかった。コリアだけがあった。一つになったコリアの闘魂は勝利まではつながらなかった・・試合後の選手たちは悔しさの涙を流した。よくやった。「ワンチーム」の力を遺憾なく発揮した。日本を前にして、コリアは一つになった>
http://v.sports.media.daum.net/v/20180214212800173
文章としてもう少しなんとかならなかったのか・・な気はしますが、別に記事としていけないとか、そこまでは思っていません。
ただ、「日本を前にして北朝鮮と韓国は一つのコリアになれる」というところが、どうしてもスポーツではなく別の意味に見えてしまいます。
ブログにも書籍にも何度も書いてきたことですが、「反日は迂回的な反米になる」。反米だけでなく反日デモ、韓国を孤立させられる。長く続いてきた北朝鮮の対南戦略の一つです。
これだけで韓国の反日を説明するのは危険だけど、でもこういう戦略がある事自体は重要な事実である、と前から何度も書いてきました。
反米にも親米にも牽制勢力があります。反共にも親北にも牽制勢力があります。でも、反日には牽制勢力がありません。親日が「悪」だからです。
北朝鮮はそれを知っています。韓国があまりにも心地よいと酔っているその反日こそが、最高の対南戦略になれることを。別に戦略もなにも、北朝鮮も抗日の歴史を国家そのものとしている国ですから、自然と求めあっているだけかもしれませんが・・
北朝鮮は、反日という韓国の「絶対善」こそ、連邦制統一・・「高麗連邦」への道だとわかっています。コリアという言葉は、高麗(コリョ)から来ています。
そう考えると、「日本を前にして韓国も北朝鮮も無くコリア(高麗連邦?)だけがある」と聞くと、妙な気分ですね。
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