北朝鮮が核を諦めることはありません。諦める「ふり」はするかもしれませんが。
米国は非核化を要求しています。いまのところ、この要求が取り下がることは無いでしょう。
にもかかわらず、韓国では「北朝鮮と米国がもうすぐ対話を始める」という雰囲気になっています。北朝鮮が対話すると言ったのに、米国が嫌がる理由が無いというのです。
そして、日本が米朝対話によって日本だけが置いてけぼりになるだろうと予測し、日本がそれを心配している、と報道されています。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<北朝鮮の金英哲労働党中央委員会副委員長が米朝対話の意向を明らかにしたことについて、日本政府とメディアがいっせいに警戒しだしました。いわゆる「日本パッシング」の懸念も頭を上げています・・北朝鮮キム・ヨンチョル労働党中央委員会副委員長がムン・ジェイン大統領に米朝対話の意向を明らかにしたことについて、連日対北制裁強化という強硬論を展開してき日本で警戒論が起きています・・・>
http://v.media.daum.net/v/20180227095838116
この米朝対話(成立するかどうかも未定ですが)の話はこれから追っていくつもりですが、今の時点では、とりあえず「こんな記事が出てます」というだけのエントリーです。
そもそも、米朝対話は、北朝鮮の「通米封南」戦略といって、韓国の外交的役割を弱化させる意味もありました。もうそんなことは誰も考えていないようです。
「日本が困っている!」と喜べるならそれでいいのでしょうか・・・って、そういえばいつもそうだった気もしますが。
※今日(28日)は更新が鈍ることになると思います
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