今日のエントリーにもありましたが、安倍総理は「非核化を前提にしての」北朝鮮との対話を評価すると話しました。
しかし、韓国では『非核化を前提』という部分は全然クローズアップされず、「恐れをなした安倍が頭を下げた」というふうに報道されています。
一つ記事を紹介しますと、これでも保守とされる中央日報すら、この有様です。
「日本パッシングの恐怖に突変した安倍」
http://v.media.daum.net/v/20180313180113550
(ここから「続きを読む」の後になります)
韓国では、北朝鮮との対話(南北首脳会談、米朝首脳会談)に関して、二つの意見に分かれています。
一つは、「すでに非核化はできたも同然だ」とする意見。もう一つは、「(対話ができたことが大事で)非核化は大事ではない」とする意見。
後者は前からありましたが、前者の「自信満々な態度」はいったいどこにその根拠があるのか、謎です。
もし私が韓国の立場なら、安倍総理がいきなり「非核化を前提とした」と話した時点で、実は韓国側こそが「恐怖」(非核化が成し遂げなかったらすべてが水の泡だとする危機感)を抱きそうなものですが。
私はいまでも、金正恩氏が「非核化」を言い出したこと、北朝鮮がそのための対話に応じるとしたこと自体、完全には信じることができません。もし話したとしても、その言葉が本心だったとは思えません。だから、なおさらそう思わずにはいられません。
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