6月、韓国ではソウル市長など自治体の長を選ぶ地方選挙があります。
支持率で一方的に押されている保守派、「自由韓国党」としてはなんとか取り返したいところですが、勝利はおろか候補を立てること自体ができないでいるようです。
ニュース1の報道から部分引用します。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<6・13地方選挙が80日余りしか残っていない中で、自由韓国党が求人難と内部対立などで内憂外患に包まれた。
熟考の後に出したソウル市長カードはいつも座礁され(※韓国党が選んだ人が出馬しようとしない)、党内では、停滞した支持率と求人難を懸念している重鎮議員の反発の声が大きくなっている。
これに加えてチャン・ジェウォン、首席スポークスマンのいわゆる「狂犬コメント」は、警察の組織的反発を招いた状態だ。選挙が目の前に迫った状況で韓国党の立場はますます狭くなる様子だ・・>
http://v.media.daum.net/v/20180327114038728?d=y
ソウルですら市長候補をまだ決められずにいるみたいですから、深刻のようです。
某アニメネタっぽく言うと、自由韓国党が「うちと契約してソウル市長になってよ」というと、「自由韓国党なんか嫌だー逃げろー」と間違いなく逃げられてしまう・・というのです。保守派で有名な人たちすらも自由韓国党からの公式推薦は嫌がるか、出馬そのものを見送ることにしているようでして。
この前も紹介しましたが、いつだったか日本に「指紋採取などしない」と無茶を言ったホン・ジュンピョ氏。彼は党内でも独善的で、政治家としてのカリスマはゼロです。
しかも韓国党が強い蔚山地域の市長が警察調査を受けたことで、韓国党は警察を「狂った犬」と公式コメントを出してしまい、さらにイメージダウンを招いてしまいました。
「もうやだこの憲法」エントリーで、地方分権や、憲法適用の事例を国会に任せるとする大統領府の方針は、自治体と国会を左派が占領する未来を見据えてのものでしょうか。
国会議員選挙は2020年となります。
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