韓国検察が、セウォル号沈没した日の朴槿恵大統領への報告及び朴大統領の指示は全て嘘だと発表しました。
大統領が初めて報告を受けた時間も(既存の「10時」ではなく)10時20分で、
大統領が「総力を尽くして救助すべし」と指示を出した時間も(既存の10時15分ではなく)10時22分だというのです。
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他にも、当日の午後にはチェ・スンシル氏が大統領府に来ていた(そこで何をしたかは書いてない)、朴槿恵大統領が文書の時間を直したのかは証拠が無いのでなんともいえない、などが報道されています。
http://v.media.daum.net/v/20180328154758730?rcmd=rn
率直に、記事の題だけ見て「なにか凄いことがわかったのか?」と思ったけど・・・読んでみて「これだけか」と思いました。
こういう文書の「時間」をわざと修正したならそれは確かに問題ですが、その7分の差でセウォル号の救助に何か劇的に変わることがあったのだろうか?というと・・何とも言えません。別に大統領が救助しろというまで何も始まらないとかそんな問題でもないでしょうし。
しかし、韓国では鬼の首を取ったような雰囲気で報道されています。
記事のコメント欄にも「二人ともKOROせ」「地獄に落ちろ」などのコメントが多くの賛成(「いいね」のようなもの)を得ています。
全ては、悪をさらに「悪い」と叩くために。そうすることで、その悪を叩く人たちが善としてあり続けられる。いわば、ある種の聖戦ですね。思いっきり歪んでいますが。
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