最強

 

恨(ハン)の感情もそうですが、「私の正当な権利を、誰かに不当な方法で奪われた」とすること。世の中は善悪に二分されており、自分は「善」の側であるため、「悪」から苦しめられている。それが韓国人の「自分と世界の関係」です。

そのせいか、韓国人は被害者と善良さをある程度同じものだと考えています。「善良だから被害者になった」となりますね。考えると言うより、「感じ取る」とでも言いましょうか。

その考え方、感じ取り方を逆にしてみると、韓国人が「社会(世の中)」を善良なものだと考えることはまずありません。この前、韓国人は陰謀論好きだと書いたことがありますが、それも同じ方向性となります。

 

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同じく、このような設定だと、社会の支配層・・俗な書き方をすると「勝ち組」たちもまた、決して善良な存在にはなれません。

でも、国が経済成長期だった頃には、彼ら「被害者(自称)」さんたち・・被支配層とでも書きましょうか。彼らが声を上げるためのシステムがありませんでした。人権がどうとか公平がどうとかそんなことを問題として提起するのは、ただの贅沢でした。

国に相応の「余裕」ができてから、それら贅沢は少しずつ一般的なものとなり、そういうのを守るための制度も出来上がります。

その国の「余裕」は、なんだかんだでその国の発展によるもので、言い換えれば、支配層たちがつくったものです。

皮肉なことに、被支配層を自称する人たちが、そのシステムを利用して声高く叫びます。「支配層は悪いやつらだ。加害者だ」と。

私が韓国の右派勢力と左派勢力について評価する時、「それでも(まさに『それでも』でしかありませんが)左派よりは右派がマシ」と考えている理由の一つが、ここにあります。

なんだかんだで、今の韓国の発展は保守右派の統治下で出来上がったからです。

 

これから文政権は、軍事政権時代の発展そのものを全否定する動きを見せることでしょう。やり方は簡単です。「経済は発展できた。でも、不当だった」と、善悪論で押しつぶせばいいです。すると全国民がその不当さを叩き、善良に慣れたと喜ぶでしょう。韓国では、それが最強です。

 

 

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