市場「為替介入できないって本当かどうか試してみよう」

日本に対してはツートラックをしょっちゅう主張しながらも、韓国人はツートラックという生き方ができません。

いつだったか(エントリーが多すぎで詳しくは覚えてない)、こう書いたことがあります。

「韓国人は、相手が自分と異なる意見を出してくると、それを『意見と意見の衝突』ではなく『人と人の衝突』として受け入れる」。

「友だちだけど意見が違うこともある」ではなく、「意見が違うから友だちじゃない」になってしまうわけですね。

日米の関係のエピソード一つ一つに敏感に反応し、少しでも日米の関係が悪くなると「米国はやはり韓国の味方(=日本の敵)!」と喜び、少しでもいいことがあると「もはや米国は韓国の同盟ではない」と嘆くのも、そのためです。意見の衝突ではなく、国の衝突と見ているのです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

その心理をよく表す言葉に、「主権」というのがあります。本にも書いたことがありますが、皆さんにも読んでもらえたのでしょうか。韓国人がいう「主権」は、北朝鮮で言う「主体」とほぼ同じ趣旨の言葉である、と。

気に入らないこと=自分自身の権利そのものの危機なんですね。韓国としては。

 

最近は、「為替主権」という言葉がちらほら聞こえてきます。

米国とのFTAにて、「韓国さん為替レート介入しないでよもう困るんだから本当にね嫌になっちゃうね本当にねFTAやめちゃうよ?やめちゃうよ?ちゃうよ?」な内容があったという報道で、「米国に後頭部を殴られた!」「為替主権を諦めるのか」などの主張が韓国内から出ています。

そんな中、市場は率直に動いています。

<・・韓国の関係省・庁・長官たちは口を揃えて「為替と韓米FTAは別々の問題」だと反論したが、ウォン及びドルの為替レートは29日、4.9ウォンもウォン高になって1,065.9ウォンまで落ち込んだ。ミン・ギョンウォン・ウリ銀行エコノミストは「米USTRと私たちの外国為替当局間の主張が交錯しながら、外国為替市場では、為替レートの下落がどこまで可能か試して、どちらの言葉が本当かをテストしている」、「政府の否認から『じゃ防いでみてよ』」というシグナルを送りながら、為替をウォン高に押している」と説明した・・>

http://v.media.daum.net/v/20180403044254305?rcmd=rn

 

元々ウォン安だったので、これがウォン高の兆しなのかどうかはまだわかりません。しかし、騰落はあるとしても、もう長期的な方向性は決まったと見てもいいじゃないでしょうか。子供みたいな考え方の韓国をよそに、市場だけは率直に動いていくでしょう。

 

 

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