北朝鮮の朝鮮中央通信が、平壌で行われた韓国側の公演を次のように評しました。
<・・公演は北と南の芸術家たちが、ウリミンジョクキリ(私たち民族だけで)力を合わせて三千里領土の上に統一の大交響曲を高く鳴らしていく意志を込めて歌った。「白頭とハンナは私の祖国(朝鮮半島の北側にある白頭山と、南側にあるハンラ山、漢拏山のこと)」、「私たちの願いは統一」、「また会いましょう」でピークを遂げた・・
・・終始、北と南、心と意志を一つに合わせて同胞愛の暖かい情と熱が溢れ流れる合同公演は観客の絶賛を受けた・・
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・・出演者たちが、特色のある種目らを広げて見せるたびに、観客たちは血潮も一つの言語と文化も一つである私たち同胞は決して離れて暮らすことができない一つの民族であることを改めて感じ熱い拍手喝采を送った・・>
http://v.media.daum.net/v/20180404072750081
代表団が「(金正恩氏が)信じられないほど感動なさった」とか言ってることと言い、この朝鮮中央通信といい、もうすっかり親北モードです。逆らう人は「悪い人」雰囲気が着々と進行中です。
金正恩氏が、韓国芸術団の「春が来た」公演に対して、今度はソウルで北朝鮮の公園「秋が来た」をしよう、と話したというエピソードがあります。
単に時期の問題ではなく・・秋は収穫の季節です。春が「解氷」を意味するなら、金氏の言う収穫とは、どんなものでしょうか。
7日を前後して、南北首脳の間のホットラインが再開通されるという予想も出ている今日このごろです。
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