とある調査で、韓国でSNS(ツイッターとかLINEとか)を利用している人の64%が、SNS上の自分は偽物だと答えました。
「偽物」という趣旨にもいろいろあると思いますが、ソース記事で扱っている内容は、「現実よりお金持ちとしての自分を演出している」という意味です。
「とても買えそうにない高い商品を無理して買って、写真をUPして、そのまま売る」人も多く、記事内にヴェブレン効果(Veblen Effect、誇示するために高い商品を買うこと)という言葉まで出てくる有様です。
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日本には相手を上げるための「建前」がありますが、韓国には自分を上げるための「体面」があります。その心理がSNS上でも広がっているのか、SNSでお金持ちを演出する人が増えているとのことです。
前から「とにかく大きな車を買わないといけない」ということで有名だった韓国社会ですし、最近は写真をUPできるため、偽の証拠(先の高い商品の写真など)を他人に見せられるようになったことで、記事によると「この社会現象が深刻になりつつある」、と。
普通に書き込みをするだけじゃ「嘘つくな」と言われるから、写真を見せて黙らせる、という意味ですね。嘘だけでなく、嘘のための証拠をUPできるようになった・・と書いていいでしょうか。
記事でインタビューに応じた人が、こう話しています。「SNSでは現実の私を知らないから、高価な服を買ってSNSに(写真を)上げると、人々が私を羨望し憧れる。そのような点で、私は活力を感じるし、現実では得られない自尊心もできちゃいます」。
どうでしょう。虚しくならないのでしょうか。
http://v.media.daum.net/v/20180417142727710?d=y
ネットやSNS上の自分の存在は、本物とか偽物とかじゃなく、自分自身の「一部」と考えたほうが、いちばんストレスが無いのかもしれません。
明日は夕方まで留守にして、写真エントリーを書きたいと思います。
それでは、また(・∀・)ノ
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