金正恩氏が韓国を訪問、もうすぐ首脳会談が始まります。
韓国側は「朝鮮半島の非核化」、「平和定着」、「南北関係の発展」という三つのキーワードを出しています。
非核化の場合、本当に「非核化」を論ずるのか、それともこの前みたいに「核軍縮」など「それっぽいけど実は見当違いの言葉」を論ずるのか。それが気になるところです。朝、NHKが「北朝鮮は核保有国であるという主張を曲げないでいる」と説明していて、少し安心できました。
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「平和定着」は言い換えれば平和協定のことで、まずは終戦宣言から始めようとするでしょう。何度も書いてきましたが文在寅政権が守ろうとしている平和は「北朝鮮の金正恩体制の平和」であるため、これは米軍からの攻撃を防ぐためにも絶対必要になります。ただ、昨日のコメント欄でも指摘がありましたが、休戦協定には韓国は書名に参加していません。「参加してもらえなかった」という主張もあるものの、実は韓国側(李承晩政権)が休戦協定を「拒否」しました。この状態で終戦協定が結べるのか?という問題もありますが、いまのところ韓国側ではその話題はほとんど上がっていません。「上書き」するつもりなのでしょうか?
「南北関係発展」は、連邦制統一に関する議論とともに、対外的には「北朝鮮への制裁を解いてやってほしい」というアピールになるでしょう。
そして、昨日も書きましたが、「次の首脳会談」について言及することで、米国の攻撃などを牽制することでしょう。金と文の2人にとってはこれがいちばん大事なことかもしれません。
昼過ぎには何か発表があると思うので、また更新します。
※追記(再・再・追記)
約100分の会談後、キムン(キム+ムン)はラブラブランチとラブラブイベント(共同で植樹など)の後に各自休憩を取り、16時半から会談再開だそうです。
10時半から100分となると12時10分。ランチと植樹などで14時~14時半あたりになるとすると、約2時間の休憩で「間」を置くことになります。休憩が長い気もしますが。
とりあえず、次の更新は、何か発表(共同声明など)が行われたら速報致します。早くても17時半は過ぎてからになると思います。
それでは、また(・∀・)ノ
※NEW 5月10日発売のVoice6月号に寄稿文が載ることになりました。なぜ韓国の大統領は不幸な結末になるのか?というテーマです。
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