良し悪しは別にして、南北の関係、いや韓国という国そのものを書き換える作業が着々と進んでいるようです。
いつも何かの案件で騒ぎになる、教科書執筆基準。
この前もいろいろ話題になりましたが、今回新しく発表された中・高等学校の歴史教科書執筆基準案には、「韓国は朝鮮半島唯一の合法政府」という表現が削除されている、とのことです。
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「韓国は朝鮮半島唯一の合法政府だ」という見方は、様々な案件に影響を及ぼしてきました。特に米国はこの件のためにずいぶんと気を使ってきました。ご存知、日米がいままで北朝鮮と外交関係を持たなかったのもそのためです。そもそも、米国が李承晩氏そ、「南側だけの総選挙で政府を樹立する」やり方を支持したのも、同じです。そう考えると、大韓民国という国ができた過程そのものが、「韓国は朝鮮半島唯一の合法政府」という見方の影響を受けているといえましょう。
それを韓国自ら否定するために動き出した・・と見ていいでしょう。
http://v.media.daum.net/v/20180503094202090
今回の執筆基準も最終案ではないようですが、「南侵」は復活したけど、「自由民主主義」は削除され、「民主主義」だけになったとのことです。
「ちょろい」といいますね、こういうの・・
文在寅大統領、「うわw韓国ちょろすぎるww」とニヤニヤしているかもしれません。
※NEW 5月10日発売のVoice6月号に寄稿文が載ることになりました。なぜ韓国の大統領は不幸な結末になるのか?というテーマです。
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