金正恩、また訪中・・空母の出港式に参席

午後から金正恩氏がまた訪中したのではないか?という記事がありましたが、どうやら確定のようです。

「北朝鮮、金正恩国務委員長が中国を改めて訪問し、空母の航海テストのための出港式を直接参観したことで、北米首脳会談に及ぼす影響に関心が集まっている。8日、北朝鮮官営メディアによると、金委員長は7日から2日間、中国大連を訪れ、中国初の自国産空母「OO1A」の試験運航を直接参観し習近平国家主席とも会談した。先月末の金委員長の訪中が伝統的な関係の復元を表したものならば、今回の訪問は、両国関係がより一層厚くなっていることを示しているものである・・」

http://v.media.daum.net/v/20180508203342748?rcmd=rn

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

驚きなのは、この聯合ニュースの記事の分析(二つの分析が載っていまうすが、その中で優先的に書いた部分)です。

今回の訪中が、「米朝首脳会談に悪くない影響を及ぼすだろう」と書いています。なんと、その理由は、「中国も北朝鮮の非核化に賛成しているから」だそうでして。

「・・まずは、悪くない影響を与えるだろうという観測が出ている。3月末の首脳会談で金委員長は『金日成と金正日総書記の遺訓に沿って朝鮮半島の非核化実現に注力することは、私たちの一貫した立場』と明らかにし、習主席は『朝鮮半島の非核化と朝鮮半島の平和と安定の維持、対話と交渉をによる朝鮮半島問題の解決を支持する』と述べてきたからだ・・」、と。

その後に「そ・れ・で・も・米国としては嬉しくないとも考えられる」としながら記事が続くものの・・・この時点で金正恩氏が中国を訪れて空母の出港式に参席したことが、どこをどう見れば「米朝首脳会談に悪くない影響を与えるだろう」になれるのか。

「そう書かないといけない」何かの理由があるのかもしれませんが、さすがにちょっと呆れてしまいます。

 

 

 

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