最近の北朝鮮関連報道は、トランプ氏の言葉一つ一つで雰囲気が変わるものが多い気がします。当然といえば当然ですが。日米韓防衛省会談でも、会議後の共同声明で(北朝鮮への)「圧力」という言葉が入らなかったことでいろいろ憶測も出ているようです。一部ではありますが・・韓国側では「米国がCVIDを諦めたのでは?(嬉しそうに)」な報道もあったりします。
ですが、ファイナンシャルニュース及び複数の韓国側のマスコミの報道によると、マティス米国防長官が「CVID非核化が無いと北朝鮮への制裁緩和はありえない」と言い切ったことがわかりました。シンガポール現地時間3日のことです。部分引用してみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<ジェームズ・マティス米国防長官が3日(シンガポール現地時間)、「北朝鮮との核交渉の妥結に至る道は、平らなものではない」としながら、「北朝鮮が検証可能で不可逆的な非核化措置を示す場合にのみ、制裁を緩和できる」と述べた。可視的で本物の北朝鮮の非核化措置が先行してこそ、既存の制裁の緩和のような補償措置が提供できるという、米国政府の立場を強調したものと解釈される・・>
http://v.media.daum.net/v/20180603173240726
個人的に、米朝首脳会談(今のようでは、またキャンセルされる可能性も無くはないですがw)が開かれた6月12日から、1~2日過ぎてもう少し落ち着いた報道が流れるまでは、米朝首脳会談の評価は難しいだろう、と思っています。
ただ、本心なのか政治スキルなのか投資家としてやり方なのかはわかりませんが、トランプ氏の発言が曖昧なイメージを散らかしている今日このごろですから。マティス長官のこの発言は、率直に、頼もしいものだと感じました。
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