弥勒寺址石塔というのがあります。もともとはもっと高かったそうですが、発見された当時から6層までしか残ってなかったそうですが、韓国の国宝で、639年に作られたもので、韓国の石塔の中ではもっとも古い、と言われています。
これが、「20年に及ぶ復元が終わった」ということで、かなり話題になっています。なんか、ウリナラ凄い!という流れになっているみたいです。記事によっては「補修」と書く場合もあります。
写真はそれぞれのURLの記事からキャプチャーしたものです。
http://v.media.daum.net/v/20180620153328623
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あ、百済の弥勒寺の石塔か・・そういえば有名だったな。20年も補修していたのか・・と、フムフムと読んでいましたが。
フッと、曇ったゴーストがささやきました。
「昔、どっかの本で見たのと違うと思わない?」
そこでちょっと探してみましたが・・
韓国の大手ポータルサイト「DAUM」のネット百科事典にありました。
これがいわゆる「ビフォアアフター」の「ビフォア」です。
もうちょっと調べてみたら、16世紀にカミナリにあたって壊れたそうです。そして、いつものことですが、放置されていたものを朝鮮総督府が発見して、緊急補修したみたいです。記事は、「朝鮮総督府がセメントで適当にやったせいで、壊れかけていたものを、やっと20年もかけて補修できた」ということになっているみたいです。・・・じゃ、1999年までなんで放っておいたのでしょうか。
ここに載っている写真はさらに凄いことになっています。上の百科事典の写真、残っている面だけ撮ったもののようです。
http://v.media.daum.net/v/20180620154950263
しかも、記事によると「185tのコンクリートを解体するだけで3年」となっていますが、朝鮮総督府が185tもコンクリートを使ったとは思えません。本文で言っている「セメント」は昔の応急措置かもしれませんが、コンクリートはその後(戦後)、韓国がやったことでしょう。
20年ぶりに「作り直した」といえばわかりますが。
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