北朝鮮が、韓国側に「飛行・射撃禁止区域」を提案してきたものの、その内容はあまりにも一方的に、韓国側が返事できないでいるというニュースがありました。
どういう内容なのかというと、西海(朝鮮半島の西側の海)NLL南北それぞれ20km、軍事分界線で40kmずつ、「射撃禁止区域」を設定すること(実射撃訓練を中止した後、砲台を後方に後退させる)。そして、軍事境界線の南北60km以内を「飛行禁止区域」にしようという提案です。
さて、これがなぜ一方的なのかと言うと・・SBSの報道から引用してみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・西海の北方限界20kmの射撃禁止区域となると、西北5島(この前砲撃された延坪島、白翎島などが含まれます)が、事実上、武装解除されます。
また、軍事境界線から40kmずつ(砲台などが)後方(韓国は南へ、北朝鮮のは北へ)へ下がると、南側の火力はソウルまで下がることになるけど、北側の火力は平壌から南に100km離れた地点で止まります。
「飛行禁止区域」は、空中監視偵察資産が対象になるわけですが、北朝鮮にはそのような資産が貧弱で、事実上、私たちにのみ適用されます・・>
http://v.media.daum.net/v/20180626210917842?d=y
読んでいて、深刻な内容なのに笑ってしまいました。
この件、確認もせずに「北朝鮮が韓国を狙う自走砲台を撤収することにした」と報道されたこともある、とのことです。
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