エントリーするほど信憑性のある情報なのかどうかかなり悩みましたが、紹介することにしました。
挺対協の会長(女性です)の夫が、実は韓国で投獄された北朝鮮のスパイで、慰安婦に彼のために嘆願書を書かせた、という主張が出ました。
出処を探ってみたところ、この前「慰安婦を告訴する」としていたメディアウォッチです。
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何のことなのかというと・・1993年9月、韓国の安企部(現・国情院)は、日本で活動していた北朝鮮のから工作金の支援を受けスパイ活動をした疑いでキム・サムソク、キム・ウンジュの兄妹を拘束しました。
記事によると、キム兄妹は、1992年1月から1993年5月までの3〜4回、日本に行って、当時反国家団体と規定されていた「韓国民主回復統一促進国民会議」の人と、1974年「鬱陵島スパイ団事件」の在日本総責イ・ザヨン、クォンヨンブ氏に会い、韓国の軍事機密文書を提供し、120万円の工作金を受けたとなっています。
ただ、2017年文在寅政権になってから再審判決がありました。裁判所は「一部国家保安法違反があったのは事実だが、機密文書を渡したという証拠はない」としました(懲役2年、執行猶予3年)。
http://v.media.daum.net/v/20170628153221734
そのキム・サムソク氏が、挺対協の会長、ユン・ミヒャン氏の夫です。メディアウォッチによると、ユン・ミヒャン代表はキム氏が投獄されていた時、慰安婦(イ・ヨンス)に嘆願書を書かせた(夫の釈放のために)こともある、と。
http://www.mediawatch.kr/news/article.html?no=253205
キム・サムソク氏はいまは某ローカル新聞社の代表です。いろいろコラムの連載などもしているようで読んでみましたが・・「韓国軍が米軍の奴隷になっている限り平和統一はできない」などを主張しているようです。
この手の話になると「反日は親北派の仕業だ!」という意見につながりやすいですが、シンシアリーはそんな意見には反対しています。ある程度の影響は及ぼしているでしょうけど、反日は北か南か、右か左か「だけ」の問題ではありません。
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