シャーデンフロイデ

最近、韓国のマスコミで「シャーデンフロイデ」という言葉がよく目につきます。これはドイツ語(といっても造語ですが)で、「他人の不幸を見て感じる喜び」のことです。

韓国では、つい3~4日前まで「韓国がドイツに勝った」というのが普通に話題になっていました。そういう記事でよく出てくるのが、「韓国がドイツに勝って、~国の人たちが韓国に感謝している」という内容でした。オランダなど、ドイツに侵略されたことのある国々の人たちが特に喜んだ、とかそういう内容です。

韓国内でも批判的な意見があります。記事にするほど該当国家で話題になっていないというのです。韓国の大手新聞に出てくる「~国が喜んでいる」というソースが、記者の知り合いのSNS、または該当国家では「刺激的な内容を書く」ことで有名な大衆雑誌の記事だったりする、とのことです。

 

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ただ、肯定するにも否定するにも、韓国の多くの記事で該当国家のことを「シャーデンフロイデだ」としています。彼らは関係ない韓国とドイツの試合だったのに、なんで負けたチームの不幸を見て喜ぶのだ?そんなのいけないだろう、と・・いわば、いつもの韓国マスコミ特有の、「上からの目線」です。

韓国が日本チームの負けをどれほど喜んだかを考えると・・「いや、韓国こそがシャーデンフロイデでしょう」とツッコミたくなるところですが、実は随分前から、「韓国社会はシャーデンフロイデが度を過ぎている」とよく言われていました。

4月16日のNYTには、こんな記事がありました。

「韓国人たちは、最もお金になる財閥企業での仕事を欲しがりながらも、傲慢で欲張りな人とされる財閥家の子供たちへの深い憤怒を持っている。韓国は多くの場合、財閥家の子供たちが公開的に恥をかくことになると、シャーデンフロイデ(schadenfreude・他人の不幸や痛みを見ながら感じる喜び)に満ちる」。

http://v.media.daum.net/v/20180416170111835

 

「親戚が土地を買うとお腹が痛くなる」という諺も似て非なるものですが、韓国人が「恨(ハン)」を慰めるもっとも一般的な方法が、この「他人の不幸こそ自分の幸福」心理です。

シャーデンフロイデがもっとも相応しい社会は、韓国でしょう。その根拠の一つとして、相応の言葉(固有語)があります。「セムトン(쌤통)」。相手に対して不満が溜まっていたところ、その相手になにが良からぬことが起きた時、まるで自分でなにかの仕返しが出来た気がして気持ちがいいという意味です。

日本にもこんな固有語があるのでしょうか。余談ですが、シャーデンフロイデもドイツに古くからあった言葉ではなく、造語です(痛み+喜び)。

 

 

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