今朝、適当にテレビをつけたら「ウルトラマンルーブ」という番組をやっていました。
本にもブログにも何度か書きましたが、シンシアリーの父は家電好きで、ソニーのビデオデッキ(ベータ)を持っていました。当時、日本でTV番組を録画して、それを韓国で売る店がいくつかあって、その中でもロボットアニメや特撮番組は正しく憧れの的でした。「太陽戦隊サンバルカン」「鉄人28号(太陽の使者版)」など、あの時に見たものは、後で日本からの通販でDVDで揃えるなどして、いまでも格別な思い出のある作品です。その中に「ウルトラマンタロウ」もありました。
今朝見たウルトラマンルーブで驚いたのが、ルーブは兄弟でそれぞれ別のウルトラマンに変身しますが、兄のほうがタロウの力を使って変身する設定でした。弟のほうは、私にはよくわからない(多分、新しい方の)ウルトラマンでした。調べてみたら、「ギンガ」という名前だそうです。
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見終わって・・「あれ、あの人(ネタバレになりそうでこれだけ)悪役だったの」と思ってからしばらくして・・「なんでタロウなんだろう」とちょっと疑問でした。
まだ3話目だそうで、これから様々なウルトラマンたちの力が(ストーリー的にもビジネス的にも)増えていくだろうけど・・・今どきの子供はタロウを知らないのではないか、と思ったからです。前(去年)の番組のウルトラマンのほうが、まだ売れ残ってるかもしれない去年分のおもちゃの売り上げのためにもよかったのでは?
よく考えてみたら、「親と一緒に見る」ことを想定しているのか、な気がしました。私がギンガを知らなかったから調べてみたのと同じく、タロウを知らない子は、一緒にいる親に聞いてみることもあるのではないでしょうか。
そのシチュエーションだけを想定したわけではないでしょうけど、数十年も続いたコンテンツならではのロマン、とも言えます。なんか、とてもステキなことだな、と思いました。
最近、ルパン三世パート5を毎週録画してみています。ルパンみたいに「大人向けアニメとして」成長するパターンもあるけど、ウルトラマンみたいに「親子」向けを狙うパターンもあるのだな・・と。
文化っていいな、と思うステキな土曜日です。ヤック・デカルチャー
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