抗う

韓国では日本のことを「上の権力に順応する国」とします。順応といえばまだいいほうで、多くのマスコミは「ただ上の頭を下げるだけ」「上に逆らってはいけないと思う国」というふうに書きます。そして、その根拠(?)として、「日本は自然災害が多い」と平気に主張します。

日本は、自然災害が多いから、何か問題が発生しても「これは仕方ない」と諦める。しかし韓国人(朝鮮人)は人の力で何もかも変えられると信じている。だからろうそく革命も実現できた、そういう理屈になります。

 

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釜山日報というローカルメディアですが・・記事というか「本の紹介」ですが、今日も同じ趣旨の記事がありました。

日本語と韓国語は語順も同じだし、仏教文化や儒教文化を共有している。でも、自然災害から見る日本と韓国はまったく違う、そういう内容の本です。

先に書いたのとまったく同じ論理展開で、韓国人は「空が崩れ落ちても避けられる穴はある(助かる術はある)」という諺がありますが、日本人は「そんなことを言うのはいけないことだ」とする、というのです。

それは社会に対しても同じで、まわりの顔色を気にして、いつも頭を下げて生きるのが日本人だ。でも韓国人は違う。

歴史上、韓国(朝鮮半島)が日本に苦しめられたのは、人口で負けていたからにすぎない、と本は主張している、とも。

http://news20.busan.com/controller/newsController.jsp?newsId=20180802000216

 

どうでしょうか。

まず、語順が同じだとか、儒教仏教という話をよく耳にしますが、そんなものはそれぞれの国でそれぞれ異なるのが当たり前です。特に、日本には儒教や仏教の前に神道という信仰がありました。

私は、自然災害とか、社会問題、歴史に対しても同じではありますが、日本という国に対して「抗(あらが)う」というイメージを見出します。

 

周りの人たちに気を使うのも、それは社会のために自分自身をコントロールしているものであり、見方によっては「自分勝手にしたいという低俗な欲望に抗っている」ものだと言えるでしょう。だからこそ、日本人の礼儀正しさは高貴なのです(私はそう感じています)。

 

 

 

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