中央日報の報道です。
<BBCの放送が韓国で起きている「盗撮犯罪」について集中報道した>、とのことでして。
<・・3日BBCのホームページには「大韓民国の隠しカメラ(South Korea’s spy cam porn epidemic)」というタイトルの記事が上がってきた。ローラビーカーBBCソウル特派員が報道したこの記事は、最近韓国で盗撮犯罪が横行しており、年6000件以上の盗撮申告が警察に受理されると伝えた・・
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・・ビーカー特派員は「盗撮被害の80%は女性で、多くの韓国人女性は、公衆トイレを利用するとき、隠しカメラがないことを確認している。私も公衆トイレを利用するときに注意するようにアドバイスを受けた」と説明した・・
・・「昨年、韓国で6465件の盗撮関連事件が申告されて5437人が逮捕されるほど盗撮犯罪があちこちで起こっているが、このうちの2%に過ぎない119人だけが獄中にいる」とし「盗撮犯罪処罰の強度が弱い」と指摘した・・>
https://news.v.daum.net/v/20180803183117018?d=y
80%が女性・・なら20%は男性なのでしょうか。性的なもの以外にも盗撮が成立することはありますのでなんとも言えませんが、男性被害者も思ったよりは多いみたいですね。
韓国では盗撮用のカメラを「こっそり(モルーレ)+カメラ」で「モルカ(MOLKA)」と言います。韓国のポータルサイトなどで「몰카(モルカ)」で検索すると、ニュースから通販サイトまでいろいろヒットします。しかも固定式、特に公衆トイレに設置するものが多いみたいです。スマホなどで行うのではなく、専用の小さなカメラが無いとできないことですね、これは。
韓国の社会問題のいつものパターンですが・・「多い」よりも、「急に増える」こと。この盗撮問題も、この数年間で本当に急増しました。
記事でも指摘していますが、ちゃんと処罰しないことも問題です。しかも、その盗撮した動画がネットで見つかると、削除され、しばらくするとまたアップされるの繰り返しです。なんで「アップした人を調べる」ことをしないのか、疑問ですね。ネットでは、「女性たちが男性を悪者にするために必要以上に騒いでいる」などの意見が多いのも、また問題です。これも男女間の「嫌悪」の一つのパターンになっているようでして。
あと、ここからはソース無しになりますが・・韓国では随分前から「映像しか信じない」風潮がありました。ドライブレコーダー(韓国で言うブラックボックス)は、日本よりずっと早い時期に普及しています。ブラックボックスが無い車は「え、無い?」と言われるみたいです。ドライブレコーダーが悪いという意味ではありません。韓国社会に、事故を記録しておかないと、絶対「損」をするという心理が溢れていたと言いたいだけです。
同じく、とても小さな録画装置(スパイカメラ、または小さな録音機など)もヒット商品になっていました。相手の話など信じられない、映像や録音ファイルが無いと、相手に騙される、そういう社会風潮のせいです。2015年のニュースで、これは「録音機」のことですが、SBSは「録音するのか、されるのか。私達の社会の不信の沼」と報道しています。
https://news.v.daum.net/v/20150510205107389
SBSの報道は録音機ですが・・この後「音声だけでなく映像も」という流れになって、スパイカメラが大ヒットしたわけでして。
職業として盗撮する人たちもいるでしょうけど、それらのカメラを持っている人たちが、「私もやってみるか」として盗撮に参加する場合も多いのではないか?と私は思っています。手元にスパイカメラがあるから、ニュースで聞いたとおりに模倣犯罪をしやすくなるわけです。
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