冷房福祉?

朝鮮日報が、このような記事を載せました。

<20日空港鉄道によると、ソウルの爆炎警報(※35度以上が2日連続の場合に発令)が発令された7月16日〜8月16日の32日の間、空港鉄道を利用して仁川空港を訪れた65歳以上の乗客は12万9629人だった。前年同期は4万6692人だった>、<主に仁川空港第2ターミナルを訪れた。猛暑警報が発令された1ヶ月間、7万1209人が利用した。1ターミナルに比べて空いているし、長い椅子、大型TV、浄水器などの設備も整っているからである>。

食べ物を用意してきて1日中遊んでいくとか、横になって寝る、酒を飲む、そんな人も多いそうです。前にも同じ内容のニュースがありましたが、わざわざ今日エントリーしたのは、記事本文のニュアンスが妙だったからです。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

ニュアンスとは、この部分です。

<今年の夏には、仁川空港だけでなく、エアコンが効いている百貨店・ショッピングモール・書店も「避暑客」の高齢者たちで混み合っていた。大型商業・公共施設が、彼らに「冷房福祉」を提供していたわけだ>。

「高齢者や低所得層に対する政府の冷房福祉支援が不足しているため、公共・商業施設が、その役割を代わりにしている」という大学教授の弁までご丁寧に。

https://news.v.daum.net/v/20180821030441240?d=y

 

うーん・・・そういえば、旧ブログの時に紹介した「米国のマクドナルドで韓国人老人が長居して店員と喧嘩」関連のニュースのときにも、客側の態度を非難する内容は無かった気がします。

通りすがりにちょっと入ってきて、テナントの店でジュースでも飲んでから帰ってくれるならともかく、わざわざ電車に載ってきて一日中居座るって、さすがにおかしいでしょう。それは、「冷房福祉が足りないから」として肯定的なニュアンスで書く問題ではないと思います。

なにせ、「福祉」よりもっと基本的な問題ではないでしょうか。

 

 

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