IPTVのスポーツ専門放送局STNが、アジア競技大会サッカー決勝戦で次のような記事を載せました。
<・・しかし、何よりも決勝戦で日本を破って取得した金であることが意味が大きい。日本は韓国を植民地支配して庚戌国恥(※日韓併合を韓国ではこう言います)をもたらした国だ。光復後も植民支配時代の間違いについての真の謝罪どころか、むしろ挑発を日常的に行う国だ。独立運動家たちに行った拷問や日本軍「慰安婦」おばあさんたちに行った蛮行は百回指摘してもも足りないだろう・・
.・・JFAも韓国代表への評価下げに加担した。両国の長年の感情を除いても、正しいとは見ることができない行為だ。JFAは試合前の公式ラインナップを発表した・・JFAは下に小さな文字で「21歳以下日本代表、23歳以下韓国代表」の試合と強調した。拙劣な行動だ・・>
https://sports.v.daum.net/v/20180902060004151?d=y
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U21とU23の試合だから表記は間違っていない気がしますが、記者はとりあえずものすごく悔しかったみたいです。
しかし、文章そのものが、なんというか、とても幼稚だな・・な気がします。なんというか、「書いた人、怒っているのかな」なイメージです。
韓国のスポーツは「金メダルを取る」に全てをかけています。韓国ではこれを「エリートスポーツ」方式といい、もっと広い視野で、選手というよりはスポーツそのものを育てていかないといけないという指摘が相次ぎました。
そんなエリートスポーツ方式の問題を克服するために提案されたのが、韓国社会の他の分野もそうですが、「とりあえず日本式でやってみよう」という意見です。多様な部活をはじめ、日本のような方式でスポーツを育てるのはどうか、という内容ですが・・でも、何も変わりませんでした。
いつだったか、「高等学校に運動場(グラウンド)は必要ない」という意見が多数だったと記憶していますが・・韓国社会で高等学校は「入試」のためのものですから。
そんな韓国が、いよいよアジア競技大会で日本に金メダルの数で26個も負けました。24年ぶりです。
前も書きましたが、韓国は「8688(86年アジア競技大会、88年オリンピック)」を国策として重要視していた時期もあり、アジア競技大会に対する関心が日本よりずっと大きいです。
そんな中、日本に大差で負けたこと・・それをなんとかするため、とりあえず「日本が悪い」にしなければならなかったのでしょうか。この記事も、その現れの一つではないでしょうか。
拙劣なものです。
弱いのは、嫌われる理由になりません。でも、拙劣なものは、結局は誰からも嫌われます。
書店めぐりをしてきました。天気が思わしくなかったのでいつもより早めに帰ってきました。著述家として至福の時間でした。ありがとうございます!
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