「韓国さん、どこを見ているのですか」

朝鮮日報の東京特派員レポートです。

最近、アベノミクスなど日本で経済関連の話をしていると、「結局は韓国経済の話になる」とのことでして。日本のことより韓国の心配をしたらどうですか、という話になるという意味です。

日本の「国立社会保障・人口問題研究所」のブリーフィングに参加した記者は、日本で生活満足度などが高くなったことで、こう質問しました。

「日本の生活水準の変化について、安倍内閣の経済政策が具体的にどのような影響を及ぼしたのか気になります」。

すると・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・意外な答えが返ってきた。「文在寅政府の最低賃金引き上げ政策が韓国経済にどのような影響を与えるか、注意深く見ています」。

まるで、今(記者が)関心を持たなければならないことは、日本経済の動態ではなく、韓国経済の方ではないのか、という意味のようだった。

私席で日本人とアベノミクスの話を交わすと、ほぼ間違いなく韓国経済の話に帰結される最近の会話パターンが繰り返されたのだ・・>

https://news.v.daum.net/v/20180904031522716

 

思えば、この「韓国の心配をしてください」というのも、日本が韓国(朝鮮半島)に対してずっと抱いてきた感情なのかもしれません。

韓国・・いや朝鮮半島に対して、「あんたたち、いまどこを見ているんだ。そんな時ではないだろう」という感覚。好きとか嫌いとかではなく、どちらかというと、「わけわからない」に近い感覚。そういうのが、ずいぶん前から日本にはあったのではないでしょうか。

「朝鮮がちゃんとした独立国だったなら、果たして日本が朝鮮を併合しただろうか」ということからまず疑問でもあります。

 

もうすぐ、文在寅大統領の指揮下、訪問団が北朝鮮を訪れます。聯合ニュースは、「南北関係改善こそが非核化を牽引できる」とする文大統領の意志を伝えています。

ちょうど「朝鮮半島統一後に日本に起こること」にも書きましたが・・非核化は表向きの理由にすぎません。韓国は「非核化のための南北関係改善」など考えていません。南北関係改善で北朝鮮を守ろうとしているだけです。

これもまた、「あんたたち、どこを見ているのですか」でありましょう。

https://news.v.daum.net/v/20180904190152791

 

 

 

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