経済交流がどうとか口で言うのは簡単ですが、実際の「現場の実情」はそう簡単ではありません。例えば、韓国に亡命してきたテ・ヨンホ公使が著書で「南北鉄道連結は難しい。北朝鮮の海岸守備部隊のほとんどが鉄道と隣接しているため、軍部隊の移動まで考えないといけないからだ」と指摘したこともあります。
今日もそのような「つっこみ」が一つありました。本当に南北交流を考えているなら、非武装地帯の地雷を早く何とかすべきだという指摘です。
<軍事境界線の南側にある地雷地帯が汝矣島(ヨイド)の面積の40倍に達し、地雷を完全に削除するには200年ほどかかると推定されました。陸軍関係者は、今日(4日)、「非武装地帯軍事境界線の南側地域と、民間人出入り統制線の北側と南側(軍事境界線南側)の地雷地帯は、汝矣島の面積の40倍に達する」とし「前方師団の11個の工兵隊をすべて投入しても、地雷除去に約200年かかる」と述べました・・>
https://news.v.daum.net/v/20180904155441006
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南北共同宣言(板門店宣言)では、非武装地帯を平和的に利用するという内容が含まれていますし、南北鉄道連結にも非武装地帯の安全確保は必要です。記事によると、「陸軍は、金大中・盧武鉉政府の時にも南北鉄道連結事業のためにDMZ(非武装地帯)地雷除去作戦を行ったことがある」としています。いま200年かかると言われているのを見ると、当時はちゃんと出来なかったみたいですね。
文在寅大統領の公約の中に、非武装地帯を含めた一帯を統一経済特区にするというのもありました。確か、江原道のどこかでそう言ってた気がします。
マインスイーパー(爆弾探しゲーム)リアル体験特区ならともかく、地雷付きの特区ならあまり展望が明るいとは言えないでしょう。
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(9月2日に)書店めぐりをしてきました。天気が思わしくなかったのでいつもより早めに帰ってきました。著述家として至福の時間でした。ありがとうございます!
・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が発売中(9月2日発売、電子書籍版あり)です。
韓国の民族主義、親北主義、民衆史観、そして反日思想の関係について考察し、「朝鮮半島統一前の北朝鮮が日本にミサイルを撃つ可能性より、統一後の南側(韓国)政府が日本にミサイルを撃つ可能性が高い」という、とても残酷な結論を書いた内容となります。
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