共に民主党の「最低賃金あげる」政策、いわゆる所得主導成長を非難してきた自由韓国党。
その院内代表(院内総務)であるキム・ソンテ氏が、対抗政策を表明しました。
新生児1人に1億ウォンずつ国が負担する「出産主導政策」です。
適当でうですが「ものすごーく」金がかかりそうな政策ですが、財源はどうするつもりなのでしょうか。中央日報の記事から引用してみます。
(ここから「続きを読む」の後になります)
出産のときに2000万ウォンを「出産奨励金」として支給し、それから20年で8000万ウォンを「出産支援金」で支給する・・という出産政策ですが、面白いのは、その財源です。
保守派の中央日報すらも「これはない」なニュアンスで記事を書いていますが、そこにこういう内容があります。
<・・今年推定される新生児の数、32万人だけで計算してみても、出産奨励金で128兆ウォン、出産支援金268兆8000億ウォンなど、20年間で396兆8000億ウォンが必要である。この財源はどのように調達するというのか。
キム院内代表は「ムン・ジェイン政権が公務員17万4000人を大挙増員するというが、そのせいで今後330兆ウォンがかかる」とし、その予算を出産支援金に回すと主張した・・>
https://news.v.daum.net/v/20180908100051558
この「前の政権のお金」でやればいい、「前の政権の政策の分を回せばいい」という話、右も左もなく、前から何度も聞きました。セウォル号の時にはCEO一家の私有財産でなんとかするとかそんな話もありましたが・・
所得主導 対 出産主導。どちらが勝っても破綻しそうな気はします。赤ちゃんつながりで某アニメのタイトルを少し変えてみると、「未来のコナイ」とでも言いましょうか。
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