教授「日本の配慮文化は利己の現れだ」

最近の本ブログには「日本人は順応する」という韓国側の主張を扱う内容が多くなりました。私がそういう記事に注目したから、というのもあります。でも、韓国側の各マスコミや寄稿文などに、同じ内容が多くなったのも一つの理由です。

順応は、別に悪いものではありません。でも、韓国では見下される概念となります。韓国は順応を「部下(子分)」や「しっぽを振る」ぐらいとしか見ていません。主導的に逆境を乗り越えてきた偉大なる韓民族には似合わないことだからです。「中国の諸侯国だった」「無能さのせいで併合されるしかなかった」などの歴史を死んでも認めないのも、韓国ドラマなどで「恵まれない生まれ」の子が主人公の作品が多いのも、同じ側面が見え隠れします。

そういう見方の本がまた韓国で発売されました。紹介記事がそこそこあるのを見ると、話題の本のようです。前にも紹介したことがありますが、日本で暮らしたこともある韓国人教授が書いた「易地思之・日本」という本です。易地思之は「相手の立場で考える」という意味です。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

あくまで本そのものではなく「『紹介記事』をソースにしたもの」ですが、まとめてみると、こうなります。

・半島国家で大陸と接続されていて、伝統的に「文」を崇拝してきた韓国とは異なり、大陸とかけ離れた過酷な島国で剣と武力を崇拝してきたのが日本のアイデンティティー

・(自然災害などが多いから)強い対象には常に順応し、自分が強者になれた場合は、周囲を服属させようとするのが日本人の生存論理、生存の法則

・自然災害や、サムライの剣と軍部政権の圧政から生き残るために、「恥」と「罪悪感」の中で生きるしかなかったのが日本人の悲しい歴史

・私たちがうらやましいと思う日本の「配慮」文化も、実は隣人との交流を萎縮させ、自分だけを大事にする極端な利己さと孤立主義にすぎない

・キリスト教や仏教のレベルの高い教えは、現世で生きることだけ考える日本人には届かなかった。だから現代社会になっても神道の影響が強い

https://news.v.daum.net/v/20180916160103021

 

まず、「易地思之・日本」の著者さんは「文武両道」という言葉を理解できていないようで、そこは笑い飛ばすとして・・

もし本ブログの読者の中に、本エントリー(「易地思之・日本」の内容紹介)を読まれて、「あれ?どっかで見た、これ」と思う方がおられたら、嬉しいですね。

「韓国人は、上に必要以上に頭を下げる、下に必要以上に厳しい」

「だから恨(ハン)と剥奪感(自分の権利を奪われたという考え)の中で生きるしかなかった」

「韓国で、配慮は他人が自分にやるものであり、自分が他人にやるものではない」

「韓国人は現世での利益を崇拝する。だから物質主義が強い」

いままで本ブログで繰り返して書いてきた、「韓国」に関する内容です。

ひょっとして、「『日本』の字を『韓国』に変えると文章が成立する」が「易地思之」の真の意味なのでしょうか(笑

しかし、日本の配慮文化すらも「悪いものだ」とする展開にはさすがに驚きました。

 

最後の物質主義の部分だけ、「くりかえして」書いたわけではないので、旧ブログから引用してみます。宗教関連のエントリーにしようかとも思いましたが、物質主義こそキリスト教や仏教との相性が最悪ですので、こちらにしました。

以下、2015年3月25日のエントリーからです。

<「主観的幸福感(Subjective well-being)」という論文で有名なイリノイ大学の心理学教授エド・ディナーさんは、2010年8月17日の東亜日報とのインタビューで次のように話しました。「韓国人は過度に物質中心的で、社会的関係の質が低い」、「物質主義的価値観自体が悪いわけではないが、社会的関係や個人の心理的安定など、他の価値を犠牲にしているから問題だ」。

朝鮮日報が2011年に連載したシリーズコラム「2011韓国人よ幸せになれ」の5回目(2011年1月7日)を見ると、韓国人のお金に対する歪みがわかります。

該当企画の諮問委員会に参加した海外の専門家たちは、韓国人を「お金が好きでありながら、お金持ちは嫌いだという、富に対して二重の態度を持っている」と分析した・・とのことです。財閥は嫌いだけど財閥企業に入りたい、という認識に似ています。

アンケート調査結果、韓国人は93%が「お金が幸せに必要だ」と思っていることがわかりました。しかし、その理屈だと「幸せになっているはず」であるお金持ちに対しては、「親のおかげだろう」「なにか不正をやった結果」としか見ていないそうです。

これは、専門家たちには興味深い結果だったみたいです。先に話したエド・ディナー教授も参加しました。彼はこう話しました。

「韓国人は、社会構成員たちと自分を絶えずに比較し、勝つことが幸せになる道だと信じている」、「しかし、いつも勝者になることはできない。他人と物質的な面だけ比べ続けても、幸せを感じられなくなるだけだ」。>

 

 

 

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