ある教授の北朝鮮訪問記

南北首脳会談の時、遂行員として北朝鮮に同行した教授(詳しくは碩座教授です。正式採用はしないけど、大学側が研究費などを出してくれる教授のこと。筆者は元文化財庁長でもあります)が、「胸がいっぱい、涙が出そうだ」と旅行記みたいなものを書きました。中央日報の記事です。

彼の話だと、「私(筆者)は生まれつきで自由人で、親和力が高いので、同じバスの人たちを一瞬で家族みたいにした」としながら、同行したスポーツ選手(チャ・ボングンなど)や芸能人んたちが北朝鮮での熱烈な歓迎に涙を流した、と言います。

特に若い芸能人たちが大勢同行したのは、統一という課題を若い世代に認識させることに大いに役に立つだろう、とも。

 

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その中でも印象的なのは、記事の題でもありますが、「平壌の人たちはずっと自由に見えた」とする部分です。

<・・今回見た平壌は非常に明るかった。高層ビルが多く作られ、建物の外壁を薄桃色、または紫色に改装したりしているし、曲線美を生かした素敵な建物も多く見ることが出来た。建物より私の目が行くのは、北朝鮮の人々の日常生活の様子、エブリボディ(everybody)のエブリデイライフ(everyday life)であった・・>

https://news.v.daum.net/v/20180927000625172

 

浅草の仲見世通りに行ってきて、「日本って商店街みたいだ」と話すようなもの・・

・・な気もしますが、もうちょっとだけ気になったのが、この下りです。

出発前の話ですが、「特別随行員といっても、特別な任務が与えられたのではなく、結婚式で言えば付き添え役で、歌で言えばバックダンサーみたいな雰囲気メーカーの役割をするだけだ。呼ばれる通りに行って、言われるようにするだけだったが、このように受動態で動くことがこんなに幸せだとは、今まで思わなかった」、と。

 

私はこの部分を読んで、ああ、これがこの人の言う「自由人で親和力の高い」ことなのか、と思いました。だから北朝鮮の人たちが「自由」に見えたのでしょうか。

彼が言う「自由」は、どこかで聞いたことがあります。韓国が日本人を見下すときによく用いる「順応」という言葉です。順応するのは別に悪いことではありませんが、韓国が日本に対して使う順応は、「力あるものに頭を下げるだけ」という意味です。

この「旅行記」もどきの筆者は、北朝鮮でその意味での「順応」を見たのかもしれません。そしてそれを自由だと言いました。韓国が日本に対して使う「順応」が、彼の中にあると言ってもいいかもしれません。

ひょっとすると、その「若い世代」とやらも含めて、韓国人はそういう順応を求めているのではないでしょうか。「韓国人には独裁が似合う」という、韓国内の一部の人たちによる自嘲な皮肉もたまに耳にしますし・・・

 

 

 

 

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