韓国政府、新しい雇用政策「簡単な仕事を増やす」を発表

韓国政府が、「書類のコピー」「荷物運び」など極めて単純で就業期間も短い雇用を政府主導で増やす政策を明らかにしました。

政府主導で「~するだけの簡単なお仕事(本当に簡単です)」を増やすわけです。

韓国の就業問題に関して特に多くの記事を描いている「アジア経済」からです。

<「雇用の崖」が8ヶ月近く続いている中、働き口が減る冬期が近づいてくると、政府が体験型インターンなど公共機関の短期雇用を増やして対応することにした。しかし、ほとんどが5ヶ月未満の不安定な雇用で、専門家は財政の無駄遣いなだけで、根本的な対策にはなれないと指摘する。不振の雇用指標を乱す「雇用統計の粉飾」をしているという批判も出ている・・

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

・・政府は公共機関から5000人前後の体験型インターンを追加採用する計画だと明らかにした。冬季の壮年、高齢者のために特化された雇用も拡大することにした。

公共機関体験型インターンは採用期間が1〜5ヶ月である短期雇用で、書類のコピーや荷物を運ぶなど、業務レベルが単純で、正社員への転換の可能性もほとんどない仕事だ・・>

https://news.v.daum.net/v/20181013101532730?rcmd=rn

 

ムンたん・・(うるっ

韓国は、去年までは月20万~30万は雇用が増えていました。それが、今年に入ってから急減。9月にはマイナスになるのではないか、とも言われていました。9月の就業者数はプラス4万5000人でしたが、30~64歳までは雇用が減っています(「15~29歳」と「65歳以上」でプラスで、30、40、50代、60~64歳ですべてマイナス)。

韓国で一般的に「経済活動人口」とする「15〜64歳」で見ると、雇用は4カ月連続マイナス、特に40代は、35ヶ月連続でマイナスです。しかし、65歳以上は13ヶ月連続プラス。

 

そんな中、政府が「簡単なお仕事(本当に簡単)」を増やして、それを対策とする・・、と。文在寅政府は公共機関の非正規職を正規職に転換すると公言してきました。しかし、正社員への転換可能性がゼロに近い働き口を政府が大々的に増やし、それを「政策」として堂々と発表したわけです。

記事では、「これは雇用統計の粉飾だ」というソウル市立大教授の指摘を紹介しています。

統計の粉飾。李明博大統領の頃から「~の粉飾」という言葉が流行っていましたが・・・「ろうそく革命」とやらで選ばれた大統領が、また同じことをしているます。

 

 

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