韓国語「ゴンチャ」とは

牛脂のことを書いたエントリーで、「サービスと無料の差」に関するコメントがいろいろあって、面白かったことを覚えています。

確かに、韓国人は、サービスを「ドムとエヌリ」という浅い概念としか認識していません。ドムはおまけ、エヌリは値引きのことです。だから、どうしてもサービスと無料の区別がハッキリしません。

なにより、誰がなにをやろうと、それは誰かが貴重な「時間」を使ったものであり、それには相応の価値がつくべきだという点を、理解できないでいます。

併合時代に生まれた韓国の作家イ・ギュテ氏(1933~2006)は、著書「捨てたい韓国人の癖」にて、韓国人が物の価値を判断する基準は、ドム(おまけ)とエヌリ(値引き)である、と主張します。

 

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氏は若かった時、家族の苦しい生活をなんとかしようと商売を始めたことがありますが、お客様たちの「おまけ」と「値引き」要求が、もはや要求というより『冷酷な吸血鬼』レベル(本にこう書いてありますw)で、どうしてもそれに勝てずに3ヶ月で破産、借金漬けになってしまった経験があります。

あのとき、他の商人や卸売の人たちから「だから、おまけと値引きの分を考えて、最初から値段を高くしておかないといけない」と散々バカにされた、とも。

 

イ・ギュテ氏は、モノを買うときに気をつけるべきは、「リーズナブル」だと主張します。すなわちreason(理由)とable(出来る)で「納得できる」ものであるべきだと主張します。物の性能、使用年限、外見が納得でき、価格が必要以上に高くも安くもなく、買う人から見て納得できるだけでなく売る人の立場からしても納得できる、すなわちちゃんとした利益が残せるバランス、それこそが「納得できる(リーズナブル)」ものであり、そういうものにもっとも購買欲が湧くべきだというのです。日本で言う「コストパフォーマンス」という言葉とよく似ている感覚ではないでしょうか。

氏もまた、ドムやエヌリ、いわば売り手のほうからのサービス(決して無料ではないもの)であるべきことを、韓国人がゴンチャ(ただ、無料)だと思って吸血鬼みたいになる点を指摘しながら、それは「公」を疎かにするからそうなるのではないか、と書いています。

 

ゴンチャという言葉の「チャ」は、昔の言葉で「物」という意味です。「ゴン」については諸説ありの状態ですが、空(ゴン)または公(ゴン)だとされていますが、氏は「ゴンチャのゴンは、公だ。だから韓国人はゴンチャに価値を見いだせないのだと主張します。この部分は直訳して引用してみます。

『具体的に私のものでなければ、具体的に自分の手でつかんで私のものにできないものは、韓国人にとってはゴンチャだ。公衆の意識が薄弱な韓国であるため、公のものだからゴンチャになってしまうのだ。共同意識が強い国では、水も、空気も、手でつかめない時間も、知識も、すべてがお金、すなわち価値を持つべきものと大衆の意識が認めるが、そうでない韓国では、ゴンチャでしかなくなる』。

すなわち韓国人は、「皆んなと分け合うべきもの」に対し、その価値が見い出せない。だからゴンチャ好きなのだ・・と。

面白い意見だな、と思ってエントリーしてみました。

 

 

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