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8月22日のものではありますが、韓国のアパイチト(アパート)関連の記事を一つ紹介します。韓国で言うアパートは、日本で言う「マンション」のことです。
もちろん設計や設備にもよるとは思いますが、韓国の層間騒音問題(上の階と下の階の騒音問題)は想像を超える段階まで来ています。上の階の人への「復讐」用アイテム、例えば天井につけてすごい低音を上の階の方に放つ機械とか、そういうものが普通にネットで買える状態ですから。こういう問題はやはり住む人の問題(配慮など)が大きいでしょうけど、構造的に考えるべき側面もある、ということでして。
最初から「決まった高さの中で、世帯(層)を増やすために必死になって」作られたアパート。そういうアパートは、層間騒音など考えたはずがないでしょう。そんな話です。
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<オフィスや学校などの建物とは違って、アパートでは上の階の子の足音が「ズシンズシン」と響く。これは、上の階の人の配慮心が足りないと責めるだけの問題ではなく、根本的に音が大きく響くしかないアパートの構造にも問題がある。
※韓国のアパートのほぼ全ては「壁式構造」でできている。この構造は、音が響き(伝わり)安い。
ソース記事「韓国アパートだけうるさい理由があった」朝鮮日報
https://news.v.daum.net/v/20180822060331518
・・アパートの構造により生じる問題は、層間騒音以外にもある。鉄筋コンクリートで建てるマンションは、理論的に、100年経っても安全上の問題はない。しかし、韓国のアパートは20年経つと「古い家」になる。配管を交換したり、構造を変えるリモデリングが非常に困難で、最初に建てたまま生きなければならないからだ。
韓国のアパートが持つこのような問題は、「壁式」と呼ばれる韓国のアパートのユニークな構造のせいで発生する。韓国建設技術研究院ユ・ヨンチャン博士は「壁式構造は、アパートを早く、安く建てるために1980年代後半から普及した方法」、「外国にも庶民アパートや寮などに使用しているが、韓国のように、ほぼすべてのマンションを壁式に建てることは珍しい」と述べた・・>
壁式構造だろうとなんだろうと、ちゃんと作ればいいだけのことですが、韓国で壁式が採用される理由は、「増やすため」です。
アパートの高さ制限がある場合、壁式構造の平均階高は2.9m、柱式構造(ラーメン構造)の平均階高は3.3m。同じ高さのアパートでも、壁式構造で22世帯分作れるのに、ラーメン構造では20世帯しか作ることができなくなるからです。
こういう「マインド」で作っているから、床が「ちゃんとした厚さ」を確保できているとは思えないし・・確かに騒音に強いはずはありません。
だから、韓国ではアパート関連の産業そのもの、例えば大型の建設会社はもちろんのこと、アパートの仕上げ、内装、インテリア、家具などを作る会社の供給構造が壁式構造で建てることを前提とするようになり、いまさらそれらを変えるのは難しいというのです。結果、韓国で2007年から10年間建てられた500世帯以上の共同住宅(アパートなど)のうち、98.5%が壁式構造でした。
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