※ツイッター経由でいらした方々、スマホでの表示に何か不具合があった場合、ここをクリックしてください※
まだ私が美青年だった頃(ソースなし)、日本語の勉強に関連して、友だちから、たまには友だちでもない人からも、様々な質問を受けました。
韓国人が日本語を勉強する場合は、ほとんどが高等学校での「第二外国語」科目となります。他の外国語もあるにはありますが、日本語先生が圧倒的に多く、他の外国語の先生がそういないからです。日本語の次に多いのがドイツ語だったと覚えています。つか、うちの学校にはその二つだけでした。
私は高校生のときからすでにある程度は日本語ができたので、私に「これなに、これなんで」と質問・・というか、相談(?)をする子が多かったわけです。
本ブログのコメント組に「ニュイチス」という名前を使う方がおられますが、その名前、私が高校生だった頃、「ニュース」を「ニュ 一(イチ) ス」と読んだ子がいた・・というエピソードから来たものです。旧ブログのときに、紹介したことがあります。
(ここから「続きを読む」の後になります)
日本語テストに定番で出るのが、「間違ったカタカナ表記を選びなさない」などです。例えば「オリンピック」は◯、オリムピックは☓です。
そういう問題関連で、「オリンピックは日本語でもないのになんでオリムピックと書いてはいけないのか」という質問をよく受けました。私は「オリンピックは日本語だから」と説明したつもりですが、極めて一部の子以外には、ちゃんと伝わらなかったみたいです。
他に多かったのが、例えば「かがみ」を、「GAGAMI」と読むべきか、「KAGAMI」と読むべきか、そんなものでした。韓国人は、自覚なしに最初の発音を強くしてしまうため、例えば韓国人は釜山(BUSAN)と発音するつもりでも、外国人の耳には「PUSAN」と聞こえます。いまはBUSANになっていますが、釜山のローマ字表記はつい何年前まで公式にPUSANでした。
よって、韓国人が「GAGAMI」と読むぐらいがちょうどいいという話がありまして。私は「あまり気にしすぎると逆におかしくなると思うからあまり力を入れずにKAGAMIとしたほうがいいのでは」派でした。
そんな中、私は「さすがにニュ・イチ・スは困るけど、それ以外(カタカナ表記とか発音とか)は、慣れの問題もあるのでは」と思いながらも、「長音」だけはどうしても気になって仕方がありませんでした。
これは、学校よりマスコミで、読み上げるときより書くときに問題になります。
例えば、今日、朝鮮日報が「日本が見下していた韓国に外国人観光客数で負けて韓国をベンチマークして観光大国になった」という記事を載せていますが、「東洋」の韓国表記を「토요(トヨ)」とします。
https://news.v.daum.net/v/20181016030709692
ローマ字などでも、最初はそうでした。でも、欧米圏はもともと長音の表記、発音に慣れていることもあって、日本語をローマ字で表記するときに長い音には「H」を付けたり、あえて母音を二つ(OU、EOなど)にしたりする工夫で、ずいぶん改善されています。
でも、韓国ではこれが出来ないでいます。むしろ、悪化しています。70~80年代には、例えば「東洋」だと「トウヨウ」、「トオヨオ」などと、長音というか日本語表記のまま表記する場合もありましたが、最近はそれすら無くなりました。
なぜなら、韓国内で、韓国人が、韓国語を発音しながら、長音をほとんど気にしなくなったからです。もともとは、ハングルも「:」に似た表記で長音を表記したりしましたし、それからも母音の組み合わせ、「ー」などで表記する時期もありましたが・・普通に話しながら長音を気にする人がいないから、表記の必要性もあまり話題にならず、
いまは、「ハングルは偉大だ」という声だけが残りました。
東洋と書いて(トヨ)と書くとまだマシです。もし「トヨ」という「『音』の表記」だけを見せられると、それを「東洋」だとわかる日本人ってどれぐらいいるのでしょうか。
♨ 著書関連のお知らせ ♨
※書籍のリンクはAMAZONページとなります(アフィではありません)※
・新書「朝鮮半島統一後に日本に起こること 韓国人による朝鮮半島論」が発売中(9月2日発売、電子書籍版あり)です。
韓国の民族主義、親北主義、民衆史観、そして反日思想の関係について考察し、「朝鮮半島統一前の北朝鮮が日本にミサイルを撃つ可能性より、統一後の南側(韓国)政府が日本にミサイルを撃つ可能性が高い」という、とても残酷な結論を書いた内容となります。
・12冊目、「韓国人による罪韓論」が発売中です。
・11冊目にして「日韓比較論」第二弾、「人を楽にしてくれる国・日本~韓国人による日韓比較論~」が発売中です。
・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。
・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog