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韓米が、31日にワシントンで開かれる韓米安保会議(SCM)で、戦時作戦統制権を(韓国側へ)譲渡した後の司令部の構成について話し合うとのことです。ソウル新聞は、31日の会議でほぼ決まるだろうとの見解を示しています。
※戦時作戦統制権の韓国側への譲渡を、韓国では「返還」「還収」と言います
<・・韓米両国は、今回のSCMで、戦時作戦統制権の返還後、韓国軍主導の連合司令部を編成する案を暫定暫定的に確定する予定である。
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戦作権還収後も今の韓米連合軍司令部と類似した形態の連合軍司令部を組織する一方、韓国軍大将が司令官を、米軍大将が副司令官を務める案が合意されるだろうと伝えられた。現在は、韓米連合司令軍大将が司令官は、韓国軍大将が副司令官を務めている。
韓米はまた、条件に基づいた戦作権還収の原則を維持しながら、韓国軍主導の連合作戦遂行能力を検証する計画を積極的に実施することが案も協議する予定だ・・>
https://news.v.daum.net/v/20181027130103713
いま戦時作戦統制権譲渡の件がどうなっているのか、どんな条件があるのかは、過去エントリーをお読みください。
この記事だけで判断するのも微妙ですが、なんというか、戦時作戦統制権の韓国側への譲渡が「すごく近い」を前提にして話が進んでいるような気がします。しかもその(譲渡後の)司令部は、韓国軍と在韓米軍を同時に指揮することになる、とも。
この件、米軍が朝鮮半島から撤収(完全撤収じゃないにせよ、大規模の減縮など)を行う際の、米軍の「立場」を考えてのものではないだろうか、な見方もできます。権限が強いほど、撤収しにくいわけですから。
でも、そんなことを指摘する内容は、記事にはありませんでした。
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