韓国紙「北朝鮮のウランを韓国に持ってこよう」

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2~3日前、北朝鮮専門サイト「38ノース」が、北朝鮮のウラニウム(ウラン)鉱山施設は今も稼働を続けていると報道しました。昨日から韓国でもこの件がニュースになっています。

<北朝鮮専門ウェブサイト38ノースは2日(現地時間)、北朝鮮黄海北道、平山のウラン鉱山や施設から最近まで、ウランの採鉱と精錬、濃縮活動などが続いてきたものと見られると発表した。38ノースは、2016年以来、今年5月までに撮影された衛星写真を分析した結果、黄海北道平山の北朝鮮のウラン鉱山での廃棄物の量が著しく増加してきたと分析した。8月には、国際原子力機関(IAEA)も、北朝鮮が過去1年間寧辺(ヨンビョン)の核施設と再処理工場設備を稼動した痕跡があるとする年次報告書を出したことがある・・>

https://news.v.daum.net/v/20181105101802250

 

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昨日は朝鮮長老号(笑)のことですでに遅かったので、「明日(今日)の記事でエントリーしてみよう」と思っていたのですが・・

まず驚いたのは、昨日はそれでもそこそこ記事が上がってきましたが、今日はほぼ話題になっていませんでした。

 

ネットなどの反応も・・比較的左派寄りのコメントが多いポータルサイト大手DAUMでは、「そうか、北朝鮮にはウランがたくさんあるのか。よかったよかった」のほうが話題になっているようでして。

ポータルサイト最大手NAVERのほうはそれほどではありませんが、でも朝鮮日報の記事(のコメント欄)には「北朝鮮問題にもっと危機感をもつべきだ」とする意見が結構集まっているものの、同じ内容を扱う別のマスコミ記事の場合は「悪いことではない」「フェイクニュースだ」など、認めないとする意見もかなり目立っています。

それを意識してか、今日付のアジア経済の記事(上のURL)では「北朝鮮が発表する内容(北朝鮮にウランなど地下資源が多いという発表)をそのまま信じてはならない」という内容がメインになっています。

それでも、コメントは大して変わらないようです。「統一すれば私たちの物になる」「レアメタルも中国の次に多い」「ウランを売れば私たち民族が100年は食っていける」「マスコミが文大統領を潰そうとしている」と・・・

 

こういう流れはネットのコメントだけではありません。今日の国民日報には、「北朝鮮のウラン活用法」という寄稿記事で、「北朝鮮のウラン核物質を韓国に持ってきて、これを活用して燃料を作り、電力を生産して北朝鮮に返せば平和になれるからOK」という話が堂々と載っていました。

https://news.naver.com/main/read.nhn?mode=LSD&mid=sec&sid1=110&oid=005&aid=0001143472

 

まず「北朝鮮は非核化に何一つ応じていない」という事実を認め、その危うい現状を最優先すべき時ですが・・すでに、そういう考えは「安保意識という名の積弊」になってしまったのでしょうか。

 

 

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