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朝鮮日報、ソンウ・ジョン氏のコラムです。記事本文にはいろいろ「さぁ、どうかな」な話もありますが、一つ、面白い指摘がありました。
文在寅氏は大統領候補だった時、慰安婦合意を「10億円に私たちの魂を売り払った」と話したことがあります。コラムが主張しているのは、「じゃ、もう大統領になったのに、なんで『売られた魂』を取り返してこないのか」です。
それっぽい言葉を発して「正義」というおいしい場面だけ食い逃げしないで、さっさと自分で実践してみてください、というのです。今回の最高裁判決でも、「さ、さっさと日本から植民地賠償を取ってきなさいよ。それができないと不作為で違憲ですかんね!」と書いています。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<・・政府は「判決を尊重する」とした。文政権は日本を相手に数多くの被害者の賠償権を実現するために外交的保護権を行使しなければならない。重大な義務である。遅れると、また違憲である。盧武鉉政権のように「不作為」の汚辱を他人に押し付けないで、植民地賠償を主張しなければならない。まだ世界秩序を主導する旧帝国主義国家が、植民地賠償をどのように見ているのか、その視線を感じるがいい。53年前の請求権協定に署名した、いわゆる「積弊」たちが時代と国力の限界の中でどのような苦難を経験して結実を成し遂げたのか、その一部でいいから共感してみるといい。非難だけしてないで、自分でしてみるといい。
文政権は、これまで非難してきた彼らを超えることができるのだろうか。慰安婦賠償、植民地賠償を成し遂げる能力があるのか。政権を見回すと、すぐに見える。外交の元手が>。
https://news.v.daum.net/v/20181107031719799
このコラムも「植民地」という解釈をしているかぎり、今回の韓国最高裁の歴史観と大差無いのは事実です。しかし、引用した部分には無いけど、文大統領のことを「正義という美味しい果実だけ食い逃げしないで、自分でやってみてください」と批判しているのは、納得できます。本ブログも、文氏を「人に言わせて、自分は隠れている」と何度か書いたことがありますので。
でも、韓国社会の正義というのは、「私が正義を行ったことで、私がなにかの損をするなんてありえない」というものでもありますから・・ある意味、とても韓国的ではあります。さすが、大統領。
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