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これが初めてでもありませんが、また「見下す」発言がありました。
保守派で珍しく若くて人気の女性国会議員がいるようです。彼女のインタビュー記事ですが、彼女はこう話しました。
「もし朴正煕がいなかったら、(私たちは)フィリピンにも及ばない国で暮らすことになったのだろう」。
https://news.v.daum.net/v/20181124162719560?d=y
(ここから「続きを読む」の後になります)
この前に紹介したソンウ・ジョン氏の記事、引用しなかった部分ですが、こういう内容があります。
<・・私たちの社会には、国家の正統性を否定する勢力がある。朴正煕政権を軽蔑する彼らの智力(知性)では、いまの韓国の経済発展を収容することができない。だから経済発展の土台となった請求権資金の性格について、半世紀以上も食い下がった。韓国経済は屈辱外交、物乞い外交で得た日本の協力資金のおかげで出来た砂の城というのだ。
国の正統性を信頼する人は、この資金を植民地賠償と変わらない「犠牲の代価」として解釈する傾向がある。受け取るべきお金を、後代が堂々と受けとり、自らの経済を起こしたとする。最高裁判決(個人賠償請求裁判)は、この資金の賠償的性格を否定することで、結果的に片方の勢力の味方をした。文政権の「徴用裁判遅延」捜査に押されて、取り返しのつかない決定を下したのだ。請求権資金を投入して作ったポスコ、ソヤン湖、京釜高速道路、漢江鉄橋、泳動火力発電所は、全てが、日本がただでくれたとでも言いたいのだろうか・・>
https://news.v.daum.net/v/20181107031719799
ここからもわかるように、韓国保守右派が主張する「国家正統性」の一つに、こういうのがあります。
「同じ民族なのに北朝鮮は貧しい。だから大韓民国の国家正統性は素晴らしい。そのリーダーが朴正煕である」。
韓国人は物質主義が強いと書いたこともありますが、正統性と豊かさを繋げて考える人たちもいるわけです。
この件、正統性問題とかを離れ、「朴正煕大統領がいなかったら、経済発展がうまくいかなかったかもしれない」とする主張なら、私も同意できますが・・
なぜかその現れが、「比べる相手がいないと良さが表現できない」形ばかりでして。正統性というのもそうですが、フィリピンと韓国の「国家」としての優劣もまた、比べることに意味はありません。比べないとわからないというものでもありません。
コタツも関係ありませんが、出しましたのでつい。
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