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大学教授が書いた「日本精神分析」という本が出たそうで、情報を集めてみましたが・・結局は「日本の精神に中身など無い」という内容のようです。
面白いのは、この本が「日本社会の精神問題」を日本でヒットしたアニメから見つけようとしている点ですが、特に大きく取り上げているのが「新世紀エヴァンゲリオン」だそうでして。
なぜそういう結論になったかはわかりませんが、とりあえず「日本人の精神には何もない」「自分が無いから他人の助けに拘ってありもしない救世主を描こうとする」「だから日本の文化にも何もない」などの話があり、
結局は「それを理解するのが日本人を正しく理解する出発点だ」という内容になる、とのことです。
本全体を読んだのではなく、韓国側の本の紹介、レビューなどを参考にしたものですが・・・
最近、このように「日本人が他人を配慮する」という側面を否定する内容の主義主張が目立っています。この本も結局は、「日本人は『自分』をちゃんと持っていないだけだ」という内容を主張している、とのことでして。
https://news.v.daum.net/v/20181127155759061
(ここから「続きを読む」の後になります)
私が「これは面白い」と思ったのは、私の『韓国人精神分析』と部分的に一致していたからです。
いつものことですが、私からすると、この本は日本精神分析ではなく、韓国精神自己紹介です。
結論から書きますと、韓国人の(私も韓国人ですが、一般論として)精神の中には、「単語」はあるけど「文章」はありません。
文化にせよ、何にせよ、欠片として存在する「いくつかのキーワード」は知っていても、それを利用して文章を作ることができない、それが韓国人です。
個人的に、これは精神領域の「機能性非識字率(字は読めるけど、文章の意味が把握できない)」だと思っています。単語はわかるけど、文章としては表現できないからです。
だから、誰に聞いても同じことしか出てきません。日本をよく知らない外国人が「とりあえず日本と聞くとサムライと答える」時代もありましたが、そんな感じになります。
これを「『自分』が存在しない」とするのはどうでしょうか?
一例ですが・・韓国人は、何か大きくヒットしたりして、「代表格」となれる1つがあるなら、他は必要ないと思ってしまいます。「それ」の中に韓国があると信じ、それと韓国を同一視します。他は、むしろ邪魔です。
いつだったか、韓国のあるドラマのシーン(字幕入り)だったと記憶していますが・・韓国の青年が、外国人たちに「韓国は素晴らしい国だ」をアピールしながら、キム・ヨナの話など、極めて欠片的なことを物凄く深刻な顔で話すシーンが、日本のネットで話題になったことがあります。
だから、韓国人は、韓国のことも日本のことも、それ以外の全てを、「いくつかの決まった単語の羅列」ぐらいしか表現できません。
それらが、「もっと大きな存在の、一部」とする考えができません。
エヴァンゲリオンなど、日本の極めて一部でしかない。アニメも、映画も、ゲームも、本もブログも、日本の極めて一部でしかない。そんな考え方ができません。
幼かった頃から反日教育を受けた韓国人としては、エヴァンゲリオンの中から(碇シンジのネガティブな側面など)「なにか否定的なキーワード」を1つ見つけると、その韓国人の精神の中の日本は、それで決まります。それ以外は邪魔です。
私はちょっとだけ別の見方をしてみました。
「他人という存在がまた出来てしまう」恐れに打ち勝ったシンジくんのような対応が、「ウリ」しか知らない韓国社会で可能なのでしょうか。
(`・ω・´)ゞ シンシアリーは、また、在留資格更新に入ります。明日は、また夕方まで留守にします。
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