ついに「盗スプーン」という階級が登場

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最近、一部で「盗(盗んだ)スプーン」という言葉が目立ちます。金、銀、、、土スプーンで階級を決める「スプーン階級論」の変種です。

どういうことなのか、記事を見てみましょう。

「最近、有名芸能人たちの親に関して詐欺、債務不履行の暴露が相次ぎ、芸能界に『ビットゥー(借金を意味するビッ+ミートゥー)』の風が吹いている。しかし、疑惑の当事者すべて芸能人本人ではなく、その親であるという点から、現代版の連座制ではないのかとの論議につながっている」、と。

https://news.v.daum.net/v/20181128110334539

 

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この問題に対して、親の問題で子(芸能人)を徹底的に叩く流れがあり、それがある種の連座制ではないのか、との批判もある、ということです。韓国では有名人の家族関連でよからぬニュースが流れるのは珍しくありませんし。

またその反論として、「連座制ではない。子(芸能人)はその親のおかげで豊かになれたではないか。彼らは『盗んだスプーン』だ」と主張する人たちが多い、とも。

https://news.v.daum.net/v/20181122060006672

 

本ブログでは、前から「スプーン階級論は、実は親への不満の現れにすぎない」と書いてきました。韓国の若い人たちは、「私はなぜ大金持ちになれないのか」ではなく、「私はなぜ大金持ちの子で生まれなかったのか」を悔やんでいるわけです。その現れの1つですね。

 

実は高麗時代から、高官の子を官職に採用する「蔭敍制」というものがありました。この論争は決して歴史の浅いものではありません。

 

連座制と蔭敍制。法律で禁止されているけども、この二つが韓国社会から消えることは無いでしょう。なぜなら、「求められている」からです。気に入らない「ナム」を攻撃する時にも、自分の「ウリ」を出世させる時にも。

 

 

 

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