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ある本の紹介記事に、(その本に書いてある内容だと思われますが)高麗大学の研究教授が「日本は、アジアを他者化している」とする主張が載っていたので、紹介します。
<・・オ・スンフイ、高麗大学日本研究院の研究教授は、「強い日本をのためのアジアの他者化」で、安倍がグローバル外交を展開しながらも、中国、韓国、北朝鮮など、最も近いアジア諸国とは対立を量産する理由を説明している。これは安倍が強い日本を作るために、アジア諸国を他者化しており、脅威的で葛藤的なアジアが、安倍の国家戦略に役立つという点を政治的に利用していると主張する・・>
https://news.v.daum.net/v/20181220110032019
(ここから「続きを読む」の後になります)
「アジア」という言葉にも大勢の国々が含まれますが・・その中で中国、韓国、北朝鮮だけを例示している時点ですでに何かが派手にズレているのは容易にわかります。
気になるのは「他者化」という言葉ですが、これは韓国ではあまり耳にしない表現です。これって、ひょっとして「ナムにする」という趣旨ではないでしょうか。じゃ、ソース記事が紹介している研究教授の主張は、日本が韓国、北朝鮮、中国の『ウリ』になるべきだ、という主張にもなるのでしょうか。もしそうなら、「ウリにしたところで得が無いから」で終わりです。
さらにちょっとひねくれた見方をすると・・この教授は、内心、「韓国は、北朝鮮や中国と『ウリ』である」と思っていたことになるのでしょうか。だとしたら、その部分だけは、現状をうまく把握しているとも言えましょう。
まだ太平洋戦争になる前、中国側の人たちは日本が欧米陣営と手を切るべき理由として「同じアジアの国家だから」を主張していました。もちろん彼らが言うアジアは、中華(中国)を中心としたものを意味します。
いまだ、「アジア」という言葉を使って、太平洋戦争前の中国と同じレベルの主張しかできない人が、日本研究の専門家である。それが韓国の今日このごろですポヨン。
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