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レーダー照射の件、韓国側が「専門家たちによる相互検証を行おう」とした・・とのことだったので、相互検証ならいいじゃないかな、と思って記事を読んでみました。
引用しますと、＜国防部は、「レーダー葛藤」と関連して、日本側の哨戒機（P-1）が検出したレーダー情報を両国の専門家が相互検証することを日本側に提案した16日、明らかにした＞。
ここまではわからなくもないですが、問題はその後です。
（ここから「続きを読む」の後になります）
軍のある関係者はこの日、記者懇談会を持って、去る14日にシンガポールで開かれた韓日将官級協議を通じて「日本側が哨戒機で収集したレーダー周波数特性を明らかにし、これを両国の専門家が相互に検証することを提案した」と説明した。これに対し、日本側即答をしていないことが分かった・・＞
https://news.v.daum.net/v/20190116120502876?d=y
記事は「日本が相互検証に応じなかった！やはり何かおかしい！」なニュアンスの書き方になっていますが・・・記事をよく読んでみると、これは「相互」ではないことがすぐわかります。
日本と韓国がそれぞれデータを公開して、両国の専門家がそれを検証（一致するのか調べたり）するならそれは相互ですが、
日本だけがデータを出して、両国の専門家がそれを検証するなら、韓国は何もせずに日本のデータを見ることになります。これは相互でも何でもありません。韓国側は何も出さないからです。
結局、「悪いのは日本だから、日本が証明する責任がある。韓国は何も出さない」を、「専門家」というそれっぽい言葉で飾っただけのものです。
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