韓国社会の「信」とは

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拘束令状(逮捕状)が裁判所から認められ、ヤン・スンテ前大法院長(最高裁判所長官)の拘束が決まりました。

複数のマスコミが、この件で「司法不信」という趣旨を論じています。ちなみに本エントリーのタイトルブルシンは、不信の韓国語読みです。

「国民的次元で、背負えそうにない批判が起き上がることが火を見るより明らかな状況で、司法の信頼回復のために、元司法首長を拘束する苦肉の策を選んだという評価も出ている」、と。

https://news.v.daum.net/v/20190124023910413?d=y

もちろん各記事がこの司法不信(国民が司法機関を信じないこと)「だけ」をヤン氏拘束の理由としているわけではありませんが、内心、「拘束しないと司法が終わるからな」と思っているのは間違いありません。

 

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韓国の司法にもいろいろ疑問がありますが、まずが韓国社会の「信」を知る必要があるでしょう。

韓国社会で配慮とは「私が人にやるのではなく、人が私にやること」という認識があると、前々から書いてきました。それと同じく、韓国社会の信もまた一方通行です。

「私の言葉通りになる」ことが、韓国の信です。

 

韓国人は法を信じないとよく言われますが、告訴・告発が多い(人口比で日本の100倍以上)ことから、「本当に信じていないのか?」と疑問です。信じていないならそこまで告訴しまくる理由もないでしょう。

韓国人が法を信じないことは、「起訴率の低さ」から来ています。告訴は多いけど、それがちゃんと認められて起訴されるのは、20%にしかなりません。8割は「そんなの人を告訴することじゃないだろう」で終わりです。すなわち、法が自分の思い通りになってくれないから、信じなくなったのです。

大きな事案(大統領の弾劾など)があると、そういう「一方通行」さが国民レベルで起きてしまいます。客観的なのかどうかなど、二の次。ただ国民感情に合わせた判決だけを求めます。まるで、スポーツで「どんな手を使っても勝てばいい」と思おうのと、同じ心理になります。

 

さらにヤバイのは、「私の言うとおりになる」が信なら、「私の嘘がバレない」も韓国では信の領域に入ることになります。私は人に嘘をついてもいい、人は私に嘘をついていはいけない。その関係も「信」になったりします。

個人レベルでも、韓国社会の人たちがお互いに不信になること、人が人に対して「不」信になるのも、そのためではないでしょうか。

反日関連でも、この考えが見え隠れすることがあります。

疲れちゃいますね。

 

 

 

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