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米国側が、韓国側に「米朝首脳会談の前に防衛費分担協議を終わらせるべきだ」と伝えたことが明らかになりました。
この発言の意図は、「首脳会談で在韓米軍をカードとして使うこともある」という、韓国側への圧迫だと言われています。
東亜日報の記事から部分引用します。
(ここから「続きを読む」の後になります)
<ハリー・ハリス在韓米国大使が、来月末頃に予定されている2次米朝首脳会談と防衛費分担金交渉を事実上連携する発言をしたことが明らかになり、外交面の懸念が高まっている。
当時(※28日、韓国国防部長官との)の面談で、ハリス大使はチョン国防部長官に「米朝首脳会談の前に、韓米間の葛藤の要素を残さない方がいい」という趣旨を話した。3、4週間後となる米朝首脳会談まで防衛費の結論が出せなかった場合、在韓米軍の減縮など、韓米同盟問題を北朝鮮との会談のテーブルに乗せて活用するという脅しとしても解釈できる・・>
https://news.v.daum.net/v/20190131030144744
記事によると、28日の会談の後、その内容は秘密とされていたそうです。韓国内ではハリス大使を『不愉快だ』とする声が多いとも。
でも、ハリス大使の話は、説得力があります。「専門家たちは、2次米朝首脳会談の前に分担金交渉が妥結されなければ、実際にドナルド・トランプ米大統領が在韓米軍の削減など、韓米同盟の役割の変化を(首脳会談で)取り上げる可能性を排除できないと見ている」、ということでして。
去年11月あたりから、本ブログでも「米軍が責任を減らそうとしているようだ」とか、「いままでは在韓米軍減縮は無いと思っていたが、最近はあるかもしれないと思うようになった」とか書いたことがありますが・・
どうでしょうね。金正恩氏としては嬉しい内容ではあるでしょうけど。
一応、韓国側はまるでそれを「待っている」ような雰囲気です。今日、共に民主党のイヘチャン代表は京畿道の空軍作戦司令部を訪問し、「戦時作戦統制権を韓国軍が持っていてこそ、北朝鮮と堂々と話し合うことができる」と話しました。
https://news.v.daum.net/v/20190131174858352
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