朝鮮日報の「臨時政府100周年」社説

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韓国の反日思想はあまりにも多くの問題点を抱いていますが、その中でもかなり重要な部分は、その神聖不可侵さです。『反日を主張している』点より、『反日でなければならない』と主張している点がもっとも大きな問題である、と。すなわち、反日関連で特定の「設定」以外は認めないというのです。

臨時政府100周年(11日)ということで、朝鮮日報が社説(12日付)を載せました。主な趣旨は「なんでこんな大事な日に大統領は留守にしながら、記念演説の代読すら用意しなかったのか」という政府批判ですが・・・

本エントリーで扱うのはそこではありません。社説の中に、ある「設定」がはっきりと現れています。どんな設定なのか、引用してみます。

 

(ここから「続きを読む」の後になります)

<・・昨日は大韓民国臨時政府樹立100周年だった。 1919年3月1日、韓民族が一致団結して独立万歳を叫び、4月11日、中国上海で亡命指導者が大韓民国臨時政府を宣言した。歴史上初めて民主共和政を選択した。それから100年は「奇跡の歴史」だった。臨時政府が樹立されたとき、国民の多くは餓死を免れるだけで精一杯だった。窓のない土作りの家に暮らし、住宅街の溝に汚物とゴミが溜まって腐っていた。世界で最も貧しくて最も絶望的な植民地であった。解放後に6・25南侵に国土と国民が極端に破壊される惨劇まで経験した。

 

しかし、全国民が一つになって信じられない底力を発揮した。大韓民国の経済発展の歴史は、今振り返ってみると、一日一日がすべての奇跡のようだ。 1950年代半ばの60ドルだった1人当たりの所得は昨年3万ドルを超えており、国家経済規模は、世界11位に上がった。人口5000万人を超える国の中、所得3万ドルを超えた国は、世界7カ国だけである。大韓民国以外の残りの国は、すべて過去の帝国だった。私たちは、産業化に成功した後、民主化まで成し遂げた。 100年前の日本の弾圧を避けて、外国に臨時政府を立てるしかなかった指導者たちは、この奇跡のような祖国の繁栄を想像できなかっただろう。先烈たちが今日の大韓民国を見ているなら、感激の涙を流すだろうと信じて疑わない・・>

http://news.chosun.com/site/data/html_dir/2019/04/11/2019041103768.html

 

「大韓『帝国』」がきれいさっぱり無かったことにされているのはともかくして・・

2分でまとめると、社説が書いている朝鮮半島の苦しい姿は、「植民地弾圧」ではありません。大嘘です。むしろ、そこから合法的併合という形で朝鮮を救ったのが、日本です。

この「社説」という形をしている大嘘が、保守を名乗る朝鮮日報ですら、「神聖な領域」であること。

それが韓国の総意、反日という宗教もどきです。

 

 

 

※旧ブログのときからの読者の方々には説明不要かもしれませんが・・併合時代の朝鮮の発展について、本ブログは「THE NEW KOREA―朝鮮(コリア)が劇的に豊かになった時代(とき)」という本をお勧めしております。この本の邦訳版が出たことには、本ブログもちょっっっっっっっとだけ縁があります※

 

 

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・他にも韓国の反日思想に対する考察をまとめたシリーズがございます。それぞれ、重点を置いた部分が違います。今までのシンシアリーの拙著については、書籍紹介ページをご覧ください。

・シンシアリーはツイッターをやっています。他のSNSはいまのところやっていません。ほとんどが更新報告ですが、たまに旅行先の写真をツイートする時もあります。よかったらチェックしてみてください。https://twitter.com/sincereleeblog